カンファレンスチャンピオンシップ(NFL)
AFCのカンファレンスチャンピオンシップを観た。 ニューイングランド・ペイトリオッツvsサンディエゴ・チャージャーズ。 前回スーパーの覇者コルツを倒して意気上がるチャージャーズだったが、無敵のパッツに対してQB,RB,TEらに負傷を抱えた状態では正直きつかった。それでもワンサイドにならなかったのだから、チャージャーズは善戦したと言えるだろう。 その一方で、ペイトリオッツ的にはブレイディのスウィッチが入らないまま勝ってしまった感もある。 私の勝手な想像だが、ブレイディというQBは一見クールに見えるが、いかなる場合も沈着冷静というのはちょっと違って、キレればキレるほど集中力が増す極めて珍しいタイプのように感じられる。 実際今まで、逆転されたりサックされたりすると急に眼光が鋭くなり、その後すごい勢いでパスを通していく姿を何度も観ている。テンポよく淡々とドライヴを進めているようだが、その時のブレイディは尋常じゃない悪い目つきをしていた。(笑) そのブレイディがこの試合は最後までほとんどキレず、したがって本領を発揮しなかったから結果的に僅差になったのではなかろうか。 むしろこの勝利は、ぎりぎりのところで結局一つもTDを許さなかったディフェンスのがんばりに負うところが大きい。 点の取り合いになればブレイディのスウィッチが入り、それでなければディフェンスががんばる。ペイトリオッツに死角はなさそうだ。