CD購入~ジャズ
チェコセンターで『シュヴァンクマイエル展』を見た後、かつての通学路を歩いてSBYに移動し、ディスクユニオンで中古CDを大量に買った。 今日はジャズばかり、しかもブルーノートばかり5枚。●ホレス・シルヴァーの『HORACE SILVER AND THE JAZZ MESSENGERS』 アート・ブレイキーがリーダーとして有名なこのグループだが、初期は双頭体制だったようで、このアルバムはホレス・シルヴァーの名前が前面に出ている。メンツはカフェボヘミアの時と一緒(ケニー・ドーハムとハンク・モブレーの2管)で、音ももちろんああいった熱いハードバップ。●ソニー・クラークの『SONNY CLARK QUINTETS』 ソニー・クラークを中心とした二つのクィンテットを1枚に収めており、一方のクィンテットはあの大人気盤『COOL STLUTTIN'』と同じ日の録音だが、なぜかお蔵入りしていたアルバムらしい。もう一方のクィンテットはギターのケニー・バレルが入った珍しい編成。●ジャッキー・マクリーンの『JACKIE McLEAN QUINTET』 これもかつてお蔵入りしていたという幻のアルバム。またケニー・ドーハムとソニー・クラーク入り。録音順で言うと、タイトル通り新しいサウンドに一歩踏み出した『ONE STEP BEYOND』の前にあたり、ジャッキーにとってこの作品が最後のハードバップ系だったようだ。●ハンク・モブレーの『HANK』 3管編成のハードバップブローイングセッシュン。当時のブルーノートは、こういったメンツを集めれば、いくらでも名盤が生まれる状況だったということを証明している。リーダー扱いのハンクはもちろん絶好調で吹きまくっている。●ケニー・バレルの『KENNY BURRELL VOL.2』 ケニー・バレルのリーダー作。またまたケニー・ドーハムが参加。ジャケットは『BLUE LIGHTS』などと同様あのアンディ・ウォーホルが担当。 今日買ったアルバムはそれぞれ名義こそ違うものの、やたら参加メンバーがかぶっている。ブルーノートという登録商標なので、どれを聴いても一定の水準をクリアしているどころか、どれも最高の内容だ。