カンファレンスチャンピオンシップ~NFL
NFLのカンファレンスチャンピオンシップを二試合連続、生中継で観た。一試合目のAFCは、チーフスが3ドライヴ連続のTDでワンサイドゲームになるかと思いきや、前半戦の最後に、残り時間からするとFGでも十分なところを、あくまでTDを狙いに行って失敗、無得点に終わったことから流れが変わった。ベンガルズをなめていたわけではないだろうが、そこまでのオフェンスがあまりにもうまくいっていたからこそ、イケイケで突き放しにかかったのが、まさかこんな結果になるとは…。好事魔多しとはまさにこのことだ。おかげで(?)私が40年間応援してきたベンガルズが、33年ぶりにスーパーボウル進出を決めた。この試合でQBのバロウが、デイヴィジョナルプレイオフと違いサック寸前で振り切ってパスを通し1stダウンを更新したあたりに成長を感じた。それにしても、新人キッカーのマクファーソンはメンタルがスゴ過ぎる。一方NFCの方は、3年前にSBに出たラムズが去年出たバッカニアーズを下し、2年前に出たフォーティーナイナーズと対戦したが、QBゴフを放出してスタッフォードを獲得したことで、最後の1ピースが揃ったラムズが、WRクーパー・カップらの活躍で、今年のSBに進出することになった。長年弱小ライオンズで孤軍奮闘していたスタッフォードが、マクベイHCのもとで移籍後すぐに結果を出し、大舞台に立てるのは実に喜ばしい限りだ。SBはもおもしろい展開になることを期待しているが、もちろん3度目の正直でベンガルズに勝ってほしい。くれぐれもジョー・バロウがアーロン・ドナルドにサックされませんように。