カテゴリ:3歳
久しぶりの更新になります
10月に入ってからは、目が回るほどの忙しさでした。 比較的元気なあたしも、さすがにぐったりして、パソコンを触る気力さえもありませんでした。 今週に入って、ようやく身辺が落ち着いてきたので、近況報告させていただきます! 先週は本当に怒涛の一週間・・・ 一番目の山場は、なんといっても幼稚園の入園面接でした とにかく第一希望の幼稚園は、募集が25人しかおらず、ほとんどが兄弟枠。 一般の倍率は、おそらく1.5倍程度・・・かなりの狭き門です しかも、午前中に面接を受けたママからは、「親よりも子供の様子や反応を見られるみたい。別室で子供だけ先生とふれあったりする」という情報もあり・・・ 多分、初めての場所&先生で息子も緊張しちゃうだろし、ちゃんと受け答えができるかも不明。 これはもう、ダメだと思って、気楽に受けようと思って、リラックスしてのぞもうと思いました この日は、これまた生憎の雨 慣れないスーツにヒール・・・それだけでもすでに疲れてました 濡れながら、ようやく幼稚園に到着! 息子には、「ご挨拶とお名前だけ、大きな声でがんばろうね」とずいぶん前からいいきかせていました。 でも・・・最初に出てきた若い先生5人に、いきなり囲まれて、一気に緊張したみたい あたしが「こんにちはーは?」と囁くと、かなり遠慮がちに小さな声で、 「こんにちは・・・」という程度 しかも、上履きに履き替えるときから、じーっと監視されてる雰囲気で。 親子ともども、振る舞いの全てをチェックされてるみたいな、なんともいえない居心地の悪さを感じました 待合室でも、先生が見張ってる(見張ってるわけではなく見ているのですが、広い教室にぽつんと一人なので自然と視線が集まる)ので、かなり緊張しつつ、なんとかおとなしく着席し、神妙な面持ちで大好きなパズルをいくつか仕上げてました。 いつも好き勝手、大声を出して走り回っているので、この姿は見ものでしたね(笑) で、今度は別の部屋に呼ばれ、園長先生との面接だったのですが・・・息子は広い教室の真ん中に、自分が座らされたことにかなり戸惑った様子。 「こんにちは」も、「名前」も、すべてが小さな声というか、ささやき声(あんたは鳥か?) しかもずっとうつむいたり、目をそらせたり・・・ 「こりゃだめだぁ・・・」といった感じでした。 でも優しい園長先生が、息子の気持ちがほぐれるように語りかけてくれて、「それじゃ、ちょっとママとお話するから、このパズルをしといてね」と、おもちゃを与えてくれました。 ちなみにこのパズル、単純ですが結構難易度が高かったので、これもまた子供の発達具合をチェックするためのものだったのかもしれません。 息子は上手にできてました。この点では◎。 で、あたしの面接ですが、ほかのお母さんがきかれていた内容とは違う感じでした。 うちの事情をきかれ、その話の内容で、園への志望動機を話した感じ。 なので、面接というか、世間話に近かったと思います。 やっぱり母子家庭なので、園長先生も興味をもったというか、どういう家庭なのか知りたかったのかな? ちなみにこの園では、他にも母子家庭の方はいらっしゃるらしく、とりあえずは選考には関係ないということでした。 そして、少し緊張がとけはじめたところで、息子に再度質問が始まり、今度は少しだけ声量がアップして、 「仲良しのお友達の名前」「好きな食べ物」 を答えることができました。 この時点ではやれやれと思ったのですが、緊張がとけた途端、息子の悪い癖で、足を動かし始め、椅子に斜めに座るという、なんともいえないふてぶてしい態度 やっぱり、ごまかしは効きませんね(´ε`;) 普段のしつけ、そのものが大事だと、改めて感じました。 そして園長面接のあとは、また違う部屋に通されて、今度は少し母親から離れて、先生と一緒にシール貼りです。 離れるときに、「ママ・・・」と少し心細い感じでしたが、 「ママは後ろから見てるからねー」というと、素直に先生の横に座りました。 先生のお話では、「かなり几帳面な性格です。シールが少しでもずれていると、ひとつずつやり直しました。上手にできました。」ということだったので、ちょっとほっとしたかな? 今回はパズルとシールの様子が見られましたが、これはラッキーでした。 息子の得意分野なので♪ これが、「お絵描き」だと難しかったかも・・・ 以上で一通りの面接が終わりだったのですが、園を出るまでは油断できません。 なのに、息子ときたら、すっかりリラックスして、土足禁止のスロープを何回も走って昇り降りしたい!と、主張し始めました(-_-;) あたしも普段の数倍やんわりした口調で、「やめとこうねー、そこはお靴だめよー」と言いましたが、なかなか聞き分けず・・・その様子もしっかり見られましたよ(涙) こんな感じで、面接は緊張の中、終わりました。 外で待っていた母に、「面接どうやった?」ときかれたので、 「しゅーがくんの受け答えが、ちょっと残念な感じやった。」と答えると・・・ その瞬間、息子が声をあげてわぁわぁ泣き出しました あたしは別に怒った口調で言ったわけではなかったのですが、息子にしたら、 「できなかった」と思われたことがショックだったんでしょうね。 そして自分でも、「元気なご挨拶ができなかった」ということがわかっていたから、悔しさもあって泣いてしまったのだと思います。 結局、息子は泣きながら寝てしまいました。 まだ小さい、幼いと思っていましたが、もしかしたら大人が感じている以上に、この子達は物事が分かっていて、それによって嬉しかったり、傷ついたりするのかもしれません。 少し前は、単純な怒りぐらいしかなくて、まだまだ赤ちゃんという感じだったのに、いつのまにか知恵がついて、感情も複雑になって、どんどん大人に近づいているですね。 面接でのプレッシャーや疲れがあって、そこまで息子に対して配慮できなかった自分は、まだまだ母親として未熟だなと反省しました。 そして、そういう勉強ができただけでも、頑張って面接を受けてみてよかったと思いました。 息子にはそのあと、「よくがんばったね。パズルもシールもたくさんできたね。」とちゃんと労っておきました。 事実、やんちゃな三歳児なりに、努力してくれたと思うし・・・ あとは、結果発表までの二日間を、ドキドキしながら過ごしました。 そして面接の結果は、金曜日に送られてきました。 封筒の中には、「入園許可証」が入っていました しかも、一緒に受けた友達と、三人一緒の合格! みんなで大喜びしました 実は、今回の幼稚園面接は、あたしにとって賭けでした。 実際、先着順で並べば100パーセント入れる無難な私立も沢山あったのですが、あえて面接のある幼稚園を選んだのは、校風が気に入ったというのももちろんでしたが、ここであえて、他の園に逃げないほうがいいなぁと思ったんです。 うちは母子家庭・・・最近では増えたとはいえ、やっぱり両親揃った家庭とは違います。 なので、もしかしたらそういう家庭的な理由で、落ちてしまう園もあるかもしれません。 でもそれでも、母子家庭ということに引け目をかんじず、受けてみたかったんです。 面接から逃げてしまうのは簡単だったけど、今逃げたら、これからも、 「うちは母子家庭だから・・・」と思ってしまいそうで、それだけは避けたかった。 結果的に、あたしたち親子を、受け入れてもらえて本当によかったと思っています。 これからも父のいない分、あたしが頑張っていこう! 改めて決意しました そして幼稚園が決まった二日後の土曜日・・・今度は保育士の実技試験です。 奇跡的に学科試験が一発合格だったので、慌てて実技の対策をしました。 選択したのは、保育園の一場面を描く「絵画」と、暗記したお話を三分間の時間内にする「言語」です。 一つ目の絵画は、例年にない細かい条件がだされ、受験者全員が焦ったと思います 「お面や衣装をつけた、劇発表の練習風景」 あたしはちょうど「発表会」のシーンを練習で描いていたので、多少アレンジして、なんとか時間内に仕上げることができましたが・・・ギリギリでした。 50枚以上デッサンしていたので、なんとかこなせた感じ。 二つ目の言語は、三歳児対象ということだったの、「ももたろう」にしました。 「大きなかぶ」や「おむすびころりん」は人気があって人と比べられやすいときいたのであえて避けました。 あと、ももたろうだと、途中でつまってもなんとか話をつなげられそうだったので。 練習時間はおもに、息子とのお風呂タイム あまりにも毎日繰り返すので、息子もすっかりセリフを覚えてしまい、 「むかーしむかーし、あるところに・・・」と一緒に読んでくれました。 しかし、これまた、無表情な試験官の前で、さも楽しそうに一人で話すのは緊張します! 途中でつっかえることもなく、それなりにリラックスして話せましたが、やっぱり普段よりも早口になってしまったのか、10秒くらい余ってしまいました。 でも、とりあえずは無難に終わらせたかな? 結果は来月・・・期待して待ちたいと思ってます こうして、怒涛の一週間は終わりました。 今日は午後から、幼稚園の制服採寸です この園に決めたのは、制服が可愛かったからというのも一つの理由(笑) どんなお友達がいるかな? ドキドキしますね 他にも、王子動物園やUSJや六甲山など、忙しい合間にもかかわらずお出かけした思い出がいろいろありますが、長くなってしまったのでまた次回に(-^〇^-) そうだ、成長記録も書けなかった・・・ これもまた次回に(笑) ちなみに・・・幼稚園はとりあえず入園決定したので、がんばった自分にご褒美あげないとね お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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