カテゴリ:3歳
お正月&三連休も終わり、今週からは保育ルームや児童館が始まって、ようやく通常どおりの毎日が戻ってきた感じですね。
三連休の間に、去年も見物に行った「消防出初式」があったので、今年も寒い中、がんばって行ってきました。 消防車や救急車がパレードしたり、ヘリコプターが飛んできたり、男の子にはたまらないイベントです♪ 特に、救助訓練の中で、ヘリからレスキュー隊員がロープを伝って降りてくるシーンが一番のハイライト。 地上何十メートルなんやろ・・・怖いけどすごい・・・ 最後はフェニックスの形の一斉放水です。 今年は神戸だけでなく、世界中で災害のない年でありますように・・・と祈る気持ちでいっぱいになりました。 展示ブースでは、地震体験車があったり、地震にちなんだ「ゆるキャラ」が来ていました。 息子お気に入りの、青と赤の救急車とも写真が撮れてよかったです♪ そして、区役所では3歳児検診があり、三度目の正直でようやく行くことができました。 過去二回は、いずれもマイコプラズマ肺炎のため、受診できず。 きづいたら、もう3歳5ヵ月になってます 身体測定と、視力検査、聴力検査は家で済ませていったので、案外早かったです。 息子は97センチ、14キロ。 ちょっと小柄かなと思ってましたが、ごく平均的な体型なようで、心配なしだそうです。 聴力視力も問題なく、保健士さんとの質疑応答も◎。 1歳半検診のときは、自分でご飯を食べようとしなかったので、その点で栄養士さんと相談させてもらいましたが、さすがに自分で食べるようになったし、量的にも極端に少ないということではないので、今回はOK. 内科検診もクリアし、残るは歯科だったのですが・・・ここでちょっと問題発見。 歯並びやかみ合わせは異常なしでしたが、ほんの少しだけ前歯が虫歯になってました これは原因が2つあって、1つはあたしの磨き方があまり良くなかったせい。 以前は仰向けになるのを嫌がって泣き叫んでいたので、お風呂で磨くように習慣づいていたのですが、先生の話では、やっぱり寝ないと仕上げ磨きがやりにくいみたい。 もう1つは、他の子よりもおしゃぶりの期間が長くて、どうしても前歯が他の歯よりも弱くなってしまってるからだそうです。 ただ、先生によると、 「たとえおしゃぶりをしていなくても、指しゃぶりをしていれば同じことになります。 それに、おしゃぶりは意図的にはずせても、指は自分の体についているし、やめさせるのが余計に難しいから、かえって歯並びが悪くなるんですよね。 今ではおしゃぶりししていないし、息子さんは歯並びも影響出てませんから、虫歯の治療だけしておいてくださいね。」 ということだったので、ほっとしました。 息子もいつのまにやら、仰向けになってもそんなに嫌がらなくなってきたので、これからはちゃんと寝させて仕上げ磨きをしようと思います。 あと、フッ素も塗ってもらったのですが、息子はそのときにもらった糸楊枝をものすごく気に入って、自分で使っています(笑) 1歳半検診のときは、歯科は泣き続けてたのにねぇ・・・成長したものです♪ と、わが子の順調な成長を確認できて、ほっと一安心したその日の夜・・・突然の悲しいお知らせがメールで届きました。 ここから先は、暗い内容になってしまうので、苦手な方はスルーしてください。 メールをくれたのは、近所に住むママ友で、長男がうちの息子と同じ8月生まれで3歳。 そして昨年11月に、男女の双子を出産しました。 双子は保育器で元気に成長し、1カ月ほどで退院。 3人の子育てに忙しくててんてこまいって聞いてたので、年明けでも、みんなでお祝いを持っていこう。 そう思っていた矢先に届いたメールには、 「12月31日に、双子の女の子が、突然死しました。」 と書いてありました。 びっくりして声より先に涙が出ました。 「前の晩まで元気だったのに、31日の朝起きると、息をしていませんでした。 布団の中で冷たくなってました。 原因不明だそうです。 ピンクの肌着、双子用ベビーカーを見るたびに涙が出ます。」 泣いているあたしを、息子が心配そうにのぞきこみます。 「どうしたのママ?」 「あのね、○○くんのところの赤ちゃんの1人が、お星様になったの・・・」 息子は意味がわからないみたいでしたが、そっと、あたしの涙をぬぐってくれました。 もしかしたら、乳幼児突然死症候群だったのでしょうか。 実はあたしも、息子が0歳のときは、乳幼児の突然死をおそれて、夜中に、はっと起きることが多かったのです。 そして、息子の心臓が動いているのを確認すると、 ああ、生きてる・・・と、安心していました。 自分が不妊症だったこともあり、乳幼児の病気には、人一倍敏感で、心配性だったんですよね。 ブログ友で知り合った方の中には、流産や死産という悲しい経験をされた方もあり、いつ自分の身におこるかわからない、そう思っていました。 でも、息子が無事に生まれ、今日まで元気に成長してくれたおかげで、いつのまにか、突然死というものを実感しなくなっていたんです。 そんなときに、突然の出来事・・・しかも、世間が正月で浮かれている時期です。 「どうして、そんなことになったんだろう。」と、思わずにいられませんでした。 このママ友さんとは、神戸に越してきて、誰も友達がいない公園で、初めて会ったんです。 彼女のほうから、にこにこして話かけてくれた。 それからは、一緒にスイミングいったり、公園で遊んだり・・・ 朗らかで、おっとりしていて、お嬢さん育ちなのにいやみのない、素敵な人。 笑顔の可愛い彼女が、どれだけ悲しんでいるか。 赤ちゃんが冷たくなっているのを知ったとき、どれだけ動揺したか。 想像するだけで、心が痛みます。 その上、不審死ということで、警察では夫婦別に取り調べを受けたそうです。 ショックな中、他に赤ちゃんや3歳児がいて大変な中、どんな気持ちでいたのかと思うと、 警察として必要な対応だとは分かってはいても、本当につらいです。 しかも・・・実は、双子ちゃん用の名前入りTシャツを、ママ友合同のお祝いで用意していて、それが12月末にできあがったばかり。 デザインをえらんだのは、あたしでした。 「女の子なら、可愛いお姫さまがいいかな?」 着ている姿、見たかったな・・・ まさかたった2か月でこの世を去ってしまうとは・・・思いもよらなかったんです。 メールの返信には、正直悩みました。 何を書いても、彼女の悲しみを理解できるわけもなく・・・考えるとどんどん涙があふれてくるし。 1時間ほど考えて、なんとか言葉を見つけました。 彼女のメールには、こうありました。 「あたしは、あの子が2か月生きたことを忘れたくない。 今度会ったら、たくさん話をしたいです。 どれだけ幸せをくれたか、可愛かったか。 だから、会ったとき、今までどおり、普通に接してほしい。 あたしたちは、この悲しみを乗り越えていきたいから。」 すごく不謹慎ですが、彼女の母親としての思いに感動しました。 あたしがもし同じ立場でも、たった2カ月しか生きられなったわが子だとしても、 その子がこの世に生を受け、親の愛情を受け、たしかに生きた・・・ そのことをみんなに覚えていてほしい。 「ほら見て、可愛かったでしょ?」って、写真を見て話したい。 つらいことだから、悲しいことだからって、無かった事にしたくない。 だからあたしも、メールには、 「可愛い写真見せてね、男の子の赤ちゃんにも会わせてね。 いっぱい話そうね。」 と、書きました。 そして、早く友達に会いたいという彼女の意向で、早速ですが明日にでも、みんなでお線香を上げさせてもらうことになりました。 時期が早すぎるのでは・・・とも思いましたが、本人が、誰かと話したいと強く願っているみたいです。 1人だと不安だからって・・・ 母として、その気持ちがよくわかるので、明日はたくさん話をききたいと思います。 正直、彼女に会うときは緊張しますし、初めて顔を見たときに、どんな表情をすればいいのか、どんな言葉をかければいいのかはわかりません。 でも、彼女の思いに寄り添って、少しでも気持ちが楽になってくれたら。 みんなで亡くなった赤ちゃんのことを話せたら。 前に進む準備が、ほんの少しだけできるかもしれませんよね。 実はこの内容は、ミクシィのほうの日記に先に書いたのですが、 「大切なことをきづかせてくれてありがとう。」「一緒にご冥福を祈ります。」という、お友達からの声が多かったので、あえて楽天でも書かせてもらいました。 こういう悲しい事実があったということ、ふとしたときに思い出してもらえたらと思います。 もちろん、自分自身も深く考えさせられました。 特に、これから先、保育士として働いたとき、決して慣れで子供に接してはいけないと、改めて肝に銘じました。 育児していると、ほんとにイラっとすることもあるし、悩んだりすることもある。 でも、子供の笑顔も泣き顔も、命あればこそ。 改めて、3歳を過ぎ、元気いっぱいでいてくれている息子に感謝しました。 普段の生活では、ヤンチャばかりが目立って、困ることも多いけど。 どうかこれからも、生きてほしいです。 ずっとずっと、元気で・・・ 最後になりましたが、 小さな赤ちゃんのご冥福を、心より祈ります。 そして、長男くんと、男の子の赤ちゃんの元気な成長を、切に願います・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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