カテゴリ:3歳
二月ももうすぐ終わりですが、まだまだ寒い日が続きますね
先週は時折雪が降る中、奈良までドライブしました 去年は東大寺に行ったので、今年は興福寺に行ったのですが、やっぱりどこにいってもいるのが、名物の鹿。 鹿せんべいを見せると、ひたすら追いかけてきて・・・本気で怖い(笑) でも、息子にはそのスリルがたまらないらしく、夢中で追いかけっこしてました。 物怖じせずに、せんべいをどんどん与え、ますます鹿がよってくる(笑) 特に要注意なのは雄鹿で、角があるから怖いし、かなり凶暴な奴も 係員のおじさんが、「小さな子を突き上げる鹿がいますから、注意してください。」と、わざわざ言いにきてくれるくらい。 さすがの息子も、要注意で近づいていました めっちゃ様子伺ってて・・・笑えましたが(笑) 奈良には年に一回、母の病気封じの祈祷のために訪れています。 「今年もまた元気にお参りできたね。来年も元気で奈良に来たいね。」そんな思いで、みんなで母の健康、そして家族みんなの健康をお祈りしてきました。 どうか再発しませんように・・・ そして、幼稚園まであと二ヶ月弱となり、息子だけでなくあたしの方もいろいろと準備を始めています。 今持ってるバッグがショルダーなので、自転車に乗りやすいママ用のななめがけ用を探していて、結局コーチにしました♪ ・・・という具合に、どんどん入園準備は進んでいるのですが、ここにきて息子に異変が! 前回の日記で、体験保育の様子を書いて、息子も楽しみにしていると思っていたところ、どうもあの体験保育から様子がおかしい・・・ 以前から、ママへの執着が強かったのが、さらに激化。 家の中で、一瞬でもあたしの姿が見えなくなると必死で追いかけてくるし、常に足にまとわりつき、服を匂いまくり・・・子犬のようになってしまったんです。 夜中は、すぐに「ママがいない!」と夢遊病のように起きてくるし、朝は朝で、ママが起きるとすぐに起きてきて、まったく自分の時間が持てず ご飯を食べるときも、「ママと一緒がいい」「ママ、食べるところ見ててー」 さらには、「ママのおひざで食べる」「ママとお手手つなぎながら食べる」 挙句の果てには、「ママ、こうしといてー」と、自分の体にあたしの腕をからませ、安全ベルト状態にしてほしいと言い出す始末 暇なときならいざしらず、保育ルームのお弁当を作っていたり、スイミングに行かないといけなかったり、忙しいときにこういう甘え方をされると、さすがにイライラ 「もう~少しは自分でしてよぉ。ママだって忙しいんやから。」と言おうものなら、一瞬にしてポロポロ涙をこぼして、しつこくしぶとく泣く・・・余計にややこしい 特に被害を受けているのがおばあちゃんで、今まではおばあちゃんにお願いしていたことができない状態。 鼻をかむのも、着替えさせるのも、テレビのチャンネルを変えるのもママじゃないとだめ。 おばぁちゃんがしようとしたら、即座に「おばあちゃんいや!あっちいけ!」と拒否。 そうなると、さすがのおばぁちゃんも、もうしらん!と、なってしまうんですよね。 で、一番ひどかった日は、朝からずっとグズグズで、挙げ句の果てが、夜になって、おばぁちゃんと寝ない!ママと寝る!といいながら、叩くわ蹴なるわ(x_x) 赤ちゃんのときからずっと寝かしつけは、おばぁちゃん担当だったので、この異変にはかなりびっくりしました。 おばぁちゃんも、孫は可愛いけど、こうなると、子育てをサポートする自信なくなるわぁと言い出すし 本当に困り果てて・・・ そもそもどうして急にママ執着がひどくなったんかなぁと、振り返ってみると、やっぱり幼稚園の体験ぐらいしか、原因が思いつきません。 息子なりに、仲良しのお友達と幼稚園にいくことは、楽しみにしているみたい。 でも、いざ制服をもらったり用具をそろえたりして、4月からはママと離れて過ごすことを実感し始めると、「やっぱり離れるのはいや」という葛藤が出てきたのだと思います。 そんな息子の気持ちを理解しなきゃいけないと思いつつも、あまりにもわがままがしつこかったり、叩いてつねったりされると、どうしても叱ってしまう。 ここ数日は、改めて子育ての難しさを実感し、自分のしてきた子育てに自信もなくしていました そんなあたしに、目からうろこの出会いが! 何と・・・一冊の漫画でした(笑)
ママ友から借りて、なんとなく読んだこの漫画を読んだとき、 「あ、これがあたしのしたかった育児だ!」と思ったんです! 世の中に育児本はたくさんあるし、少しは読んだこともありますが、基本的に「なるほどー」と参考にしたり、「わかるわかる」と共感したりする程度。 マニュアルが苦手なあたしには、どこか理想論って感じでした。 でも、この漫画は・・・不覚にも涙がでました(基本はギャグマンがなのですが) 簡単に言うと、高校生のちょっと反抗期に一人息子と、愛情深くちょっと暑苦しいくらい熱いお母さんの話なのですが。 幼いころ親から与えられたもので、一番心に深く残るもの、いざというときに心を動かすものは、教育や躾ではなく、「愛情」なのだと、その漫画を読んで感じました。 もちろん漫画なのでフィクションですが、とてもリアリティがあります。 反抗期を迎えたとき、親の存在をうっとうしく感じたとき・・・そんなときでも、幼いときにたっぷりの愛情を受けていれば、その記憶は必ず心の奥に残って、自分がどれだけ愛されて育ったかを再確認してくれるんじゃないか・・・ ここ最近のあたしは、息子に対して、知らず知らずのうちに、プレッシャーを与えていたんだと思います。 「幼稚園にいったら、それぐらいのことは自分でしないと。」 「幼稚園にいくんやから、もうお兄ちゃんやね。」 親の気持ちとして、やっぱり一人で服の着脱や身の回りのことができたほうが安心して幼稚園に送り出せるので、なるべく自分でさせよう、しっかりさせようとしてきましたが、そういうことが息子をしんどくさせちゃったかな? もう三歳になったと思ったけど・・・よく考えたら、まだ三歳なんですよね。 「サムライカアサン」のお母さんみたいに、泣いてたら、 「泣いたらだめ、泣き止まないと。」ではなく、 「泣いていいよ。母さんのところでいっぱい泣きなさい。」 って、言ってあげたい。 そんな懐の深い、愛情の深いお母さんになりたい。 甘やかすと甘えさせるは違う・・・原点に返って、息子をたっぷり甘えさせてあげたいって思いました。 素直に甘えてくれる今の息子を、全部受け止めてあげたい。 そして少しずつ、息子が成長していくのを待ちたい。 入園して落ち着くまでは、まだまだ今のややこしい時期が続きそうですが。 怒って泣いて暴れだしたら、叱るだけじゃなく、「こっちにおいで」って抱きしめるようにしようと思います。 「ママがしてー、ママがいいの!」って甘えてきたら、「自分でしなさい」というだけじゃなく、できる範囲で甘えさせてあげようと思います。 「ママと一緒に」「ママといたい」そう言ってくれるのも、今だけやもんね。 いつかはママが一緒にいてほしいっていっても、「うるさいなぁ。オカンは。」 って、そっぽ向いて自分の部屋に入ってしまうんやろから(笑) サムライカアサンを見習って、親ばか満載の愛情で、自信をもって息子に接していきたいと思います! みなさんも機会があればぜひ、この本を読んでみてくださいね♪ 子育ての中で一番大切なものが何か、きっとわかるはずだから・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[3歳] カテゴリの最新記事
|
|