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カテゴリ:本のご紹介
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望月先生に紹介してもらった「大空のサムライ 上下巻」(講談社α文庫)を読み終えました。
日中戦争、第二次大戦における撃墜王、坂井三郎さんの著作です。 感銘したのは、戦闘機乗りとしての自己鍛錬です。 知りませんでしたが、当時のゼロ戦とかにはレーダーや無線はなかったんですね。 敵機を見つけるのは肉眼のみ。 それと、今だと敵機が照準器等の標的に入れば、誘導ミサイルが追撃しそうですが、当時は相手の動きを計算し、相手が飛んで行く方向(空間)を狙わないと当らなかったそうです。 坂井さんは視力2.5を誇ったそうですが、そのために昼間星を探したり、飛んでいるトンボやハエを素手でつかむ訓練をしたと書かれておりました。 また、同時に様々なことを行わないと戦闘機を操縦できないため、日頃から本を読みながら計算をしたりする等、複数のことを同時に行う訓練も積んだとも書かれていました。 まさに徹底的に自分を追いつめたプロ意識の塊であり、自分には到底真似はできませんが、1つの生き方の教科書として学ぶところが大きかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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