駅ビル無差別殺傷で無期懲役 元会社員の責任能力認める
東京都八王子市の京王八王子駅ビルで昨年7月、アルバイト店員ら女性2人が刃物で殺傷された事件で、殺人などの罪に問われた元会社員菅野昭一被告(34)に対する判決公判が15日、東京地裁立川支部であり、山崎和信裁判長は「被害者の将来の夢や希望を予期しない形で打ち砕いた犯行は悪質」と述べ、求刑通り無期懲役を言い渡した。山崎裁判長は「実行しやすい書店内で男性より(抵抗を受けにくい)女性を選んでいるほか、行動についての十分な記憶があり、欠ける点はない」と指摘、知的障害があり責任能力は限定的とする弁護側主張を退けた。…時事通信 →全文