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365日趣味三昧

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2020.12.09
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カテゴリ:カゴアジ釣り
ここの所、週1~2回ペースでカゴアジ釣りに興じている。
釣れればまたすぐに行きたくなる釣り人心は私も同じだ。
前回投稿から間も空いたし、今回はドラマも起こったので書いてみたくなった。

一昨日、専業農家のF氏から「明日暇作るから釣りに連れて行ってくれ」と懇願された。
というのも、12月6日に釣友E氏と行って二人で50匹近い爆釣をやったと本人に報告したためである。

中1日のきつい釣行だが、釣りバカの私も「いや」とは言えない(笑)。
ついでに旧仕事仲間、釣友のH氏も誘って3人で昨日もカゴアジ釣りに出かけた。
と言ってもH氏は自分の車で現地集合。

私とF氏は釣り場確保のため13時半現地着。
目的の場所にチャラン棒を打ってから例によって駐車食堂(笑)で遅い昼食。
そこでH氏と合流した。

14時半に改めて釣り場に立つ。
周りに釣り人は見当たらない。
今日は私たち3人だけの磯場だ。

せっかちなF氏は15時頃から既に餌を付けて実釣を開始。
「おい、おい。喰い出しは17時頃だぜ。コマセが足りなくなるぞ~。」
の声をよそに既に釣りに夢中だ。
私とH氏は陽だまりに腰かけてしばしの釣り談義。
16時過ぎから少し早いが実釣を開始した。
辺りはまだ明るいので釣れる気配もなくコマセでポイントを作る感じだ。

と間もなく、F氏が「あっ!」と声を上げた。
見ると竿が伸されそうになっているではないの。
すかさず私が「ペール!、ペール!。ペールを開けて!!」と叫んだ。

彼は慌てていて、なかなかペールが空かない。
竿が直線になる寸前でやっとペールを開けて道糸が繰り出せた。
ハリスは2・5号なので直線になったらひとたまりもなく切られる。

その後も3~4回ほどそのやり取りが続き、道糸をできるだけ繰り出した。
ほどなく魚の走りも止まって巻き上げにかかるがなかなか寄ってこない。
「これは大物だ。あの伸され方は真鯛か?。」と私の独り言。
F氏も「大型のメジナじゃないの?」

やがて約30mほどのところにある隠れ根付近で動きが止まった。
根に張り付いたのだ。
にっちもさっちもいかなくなった。

「ちょっと代ろうか?」
とF氏から竿を受け取り、巻き上げてみるがやはり動かない。
「こういうときは一旦道糸を緩める。」が私の信念なので、思いっきり道糸を緩めた。
一呼吸「10秒位か?」おいて竿を煽ると重い魚の動きが伝わってきた。
「しめた!!、動いたぞ」
竿を操って根のない安全な所まで誘導してから海面に顔を出させて魚を確認。
海面を覗き込んだH氏が「真鯛だ!デカい!」と叫んだ。
なんと、2キロはあろうかと思わせる桜色の魚体が姿を現した。

海面に顔を数回浮かせて空気を吸わせ、体力が弱ったところで「後は自分でね」と言ってF氏に竿を渡した。
問題はこれからだ。実は今日に限ってタモは車に置いてきてしまったのだ。
釣り上げたらハリスが切れるか、竿が折れるかでロクなことはない。
仕方なく入り江の奥まで魚を誘導し、浅瀬で引き上げることにした。

30mほど奥の浅瀬まで無事に誘導し、私が口先をペンチで挟んで引き上げた。
「やったー~~!!」「おめでとう」
それにしても素晴らしい魚体だ。手尺で50cm、2キロか?。
3人とも興奮でしばしへたり込む。

16時半過ぎから気を取り直して本命のアジ釣りに専念。
やはり今日も喰い出しは17時のチャイムが鳴った後だった。
最初に掛けたのはH氏。続いてF氏。
型はいずれも27cmレギュラーサイズ。
3番煎じ場所の私にはアタリはさっぱり来ない。

1時間ほどでH氏5匹で尺アジも混じる。
F氏は本命場所にもかかわらず伸びずに2匹。

その後私にもようやくアタリが来て4匹連釣り。
H氏は持病の腰痛のため19時で早上がりし、私たちも21時まで粘るもフグの猛襲に遭って追い釣りはならず、見切りをつけて磯上がりした。

写真は本日F氏自宅にて撮影
結局51cm、1.8キロの立派な真鯛だった。











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Last updated  2020.12.09 14:37:45
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