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カテゴリ:磯カゴ釣り
春の陽気となった一昨日、思い立って館山磯に行ってみた。 というのも、ここ2回ほどのカゴアジ釣りでさっぱり釣果が上がらず2回で12匹とド貧果に終わり、ブログアップも気が進まないほどであったから。 去年のブログを見ると今頃の釣果はそこそこあったので、水温低下による一時的なものと思うがあまりにも釣れないし型も小さいので興味が薄れてきた。 と言いつつも家にじっとして居られないのが管理人(笑)。 幸い一昨日は暖かい南風となったので、ドライブがてら今までのこの時期には行ったことのない館山磯に遊びに出かけた次第だ。 家を14時に出発。 全くの無計画な思いつき釣行と日曜日なので往復とも高速道路を使用した。 現地着が16時過ぎで、当然のごとく磯に釣り人はほとんどいないが、敢えて釣り座には自信のある湾奥の船道を選んだ。 風は真後ろで上げ潮、ゆったりとした右流れなのでシーズン中なら間違いなくメジナやイサキが釣れるシチュエーションだが、残念ながら今はオフシーズンなので全く期待が持てない。 「今日はお遊びの気晴らし釣り」 と割り切って17時過ぎから投げ始める。 「良い感じの流れだ」 が、当然アタリの気配は全くなし!。 淡々と1時間の時が流れる。 しかし今日は暖かいナ~。防寒着もいらないくらいだ。 マズメの絶好機が過ぎたので、一旦釣りをやめて夕食休憩にした。 「感じはいいのでメジナかクロダイでも来てくれないかな~」 「ああ、寒メジナのコブ〆は美味いだろうな~」 なんて淡い期待を思い描きながらパンをほおばる。 18時半から再開。 その2投目に思いがけないアタリ!。 道糸ストッパーが「パチン」とはじけた。 すかさずペールを返して大合わせすると「グイグイ」とトルクフルな魚の引きが竿に伝わった。 「お!!、居たよ魚が」 がまカゴスぺⅣ3.5号が大きく弧を描く。 「気持ちいいな~~!」「やはり釣りはこう来なきゃ~~」 とリーリング開始。 水温は低いのに途中もいい引きを見せる。 大アジより数段上の竿への乗り方で超気持ちいい!。 どうやらメジナっぽいが夏場のそれより強い感じだ。 足元に寄せて魚を確認。やはりメジナだった。 タモを使わず磯から引きずり上げる。 「何?、尾長か?。」 手尺2つ超えで、口に歯があり尾は切れ長だ。これはまさしく尾長グレ。 「やりました~」 思いがけない釣果にうれしくなった。 魚の処理やバケツの準備で釣り再開が遅れ、上げ潮が極端に緩くなりほとんど止まってしまった。 まだ満潮までは2時間ほどあるが、上げ潮が緩慢で流れが出ないのはここではよくあることだ。 こうなるとアタリも出ない。 その後無駄な投入が一時間ほど続いたか?。 20時頃からは上げ潮なのに左流れに変わり始めた。 こうなるとポイントを変えないといけないので、右への狙いは諦めて正面から左を攻めることにした。 距離はおよそ90mの遥か沖だ。 真潮とはいえ左流れが超緩く、エサが根面に引っ掛かりウキが浮いたり沈んだりを繰り返すのでどれがアタリか判別がつかない。 するとモッサリと沈んだウキが浮いて来ない。 「あれ?アタリか?、根掛かりか?」 取り敢えず糸ふけを取って竿を立ててみた。 すると「ゴンゴン、ギュー!」と来た。 「魚だ!」、「また居たよ!」。 10mほどやり取りしたろうか?。ふいに軽くなった。 引きは相当強かったが4号ハリスがブレイクするような引きではなかったな~、と思いつつ仕掛けを回収すると針はちゃんと付いている。 「バレた」 合わせを入れなかったので針掛かりしていなかったみたいだ。残念!。 メジナではないような引きだったが何だったろう?。 その後しばらく投げてみたがアタリが来そうもなく小雨もパラついてきたので21時で納竿した。 終わってみればお遊びのつもりが後半にはまんまの本気モード(笑)。 「釣れなくてもアジ釣りよりははるかに面白いナ~」が感想です。 また気候が許せば是非来てみたいと思った。 本日、これを捌いてコブ〆にしてみます。美味いぞ~~~!。 釣果 尾長グレ 42cm 1匹 タックル等 竿 がま磯カゴスペシャルⅣ 3.5号5.3m Typeスピニング リール シマノ 13ステラSW6000HG 道糸 PE3号200m、リーダー5号10m付き ウキ 発砲棒ウキ 30cm自作 カゴ V・I・P10号 天秤 自作(2.5mm×20cmクッションゴム付き) ハリス シーガーグランドMAX FX4.0号 針 がまかつ剣付き真鯛針9号 コマセ オキアミ エサ オキアミ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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