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カテゴリ:磯カゴ釣り
釣りブログのUPはほぼ1カ月半ぶりになってしまった。 その間釣りに行かなかったわけではなく4回も行っていたが、毎回記事にも書けないド貧果に終わっていたからだ。 ちなみに、 5月中旬 メジナ1匹 5月下旬 メジナ1匹 イサキ1匹 6月初旬 メジナ2匹 6月上旬 メジナ1匹、クロダイ1匹 でした。 かろうじてオデコは回避できてはいましたが…。 昨日も同じような潮回りで上げ潮の右流れを期待して館山磯に出かけたが、意に反して上げ潮にもかかわらず流れは逆の左流れだった。 これでは思い描いた釣法が通用しない。 5月から6月にかけて思うような釣りをさせてもらえなかったのはすべてこれが原因だった。 普通に考えれば、湾内に流れ込む潮は湾の入り口では流れ込む側に流れる筈だが、どうやら館山湾では大きな渦を巻いているような気がする。 湾といっても間口が広過ぎて袋状になっておらず、東京湾に入った上げ潮は冨浦側から回り込んで航空自衛隊基地沖から洲崎沖に流れるコースを通っていると読んだが、定かではない。 最近通いつめている港入り口の船道付近は、釣り座の位置や根の形状から右流れが絶好なので左流れでは全く自信がない。 5月下旬に釣った今年の初イサキは一瞬の右流れに乗せて船道沖で食わせたものだったが、昨日も潮流れは同じ動きで、これで5回続けて同じ動きに遭遇している。 日没間近の満潮まで我慢していたが、また「同じ轍を踏む」と考え昨日は思い切って釣り場を移動した。 釣法も変えた。 昔、トムちゃんという若いカゴ釣り師がいて、ちょうど今時分、ごつい仕掛けで40m付近の溝をしつこく攻めて45センチの大型イサキを仕留めていたのを思い出した。 「え~!?、この仕掛けで喰ったの?」ってな会話を交わしたのを思い出した。 「そうだ!、今日はダメ元であの釣り方を試してみよう」と思った。 タナ2ヒロ、距離40mのチョイ投げで「忍の一字」(笑)。 少々早すぎた左流れの潮が21時を過ぎた頃から幾分緩くなってきた頃、潮上30度付近に落とした仕掛けがなじんだところでウキが「ボ、ボ、ボッ」と沈んだ。 「初アタリ!!」 すかさず合わせを入れるとグイ、グイっと強い引き込みが来た。 足元で確認すると大型イサキだ!。 タモ入れするか一瞬迷ったが、構わず道糸を目いっぱい巻き込んでソーっと釣り上げた。 運よく吊り上げに成功したが、磯に上げた途端に針が外れた。 初アタリで思わず合わせてしまったが、イサキ釣りに合わせは禁物。ヤバい、ヤバい。 久しぶりに体高のあるでっぷり太った抱卵イサキ!とご対面。ヤリました。 その後30分位して今度は下流側で同じようなアタリ!。 今度はそのまま静かにリールを巻く。 やや小ぶりだが良型の抱卵イサキだった。 続いて下流側でまたアタリ!。 強烈な引き込みだったが、リーリング中に口切れでバラしてしまった。 22時頃、下流側でウキが流れるように沈み込むアタリ!。 ガッツのある強烈な引きで、幾分左右に走る。 「イサキではなさそうだが何だろう?」 しつこく手こずらせたが何とか足元に寄った。 ヘッドランプを当てると白くキラッと光った。 「オッ!、シマアジか?」 と一瞬思わせたが、よくよく確認すると何と大型のイスズミだった。 吊り上げも考えたが、こんな代物で大切な竿を折らないとも限らないのでタモで掬った。 優に40cm超えの良型だったが、イスズミは通称「猫またぎ」とも呼ばれ、魚好きの猫もまたいで通るほど美味しくない魚だそうなので(管理人はまだ食したことがない)丁重に海にお帰り願った。 22時半まで粘ったが引き潮で海がおとなしくなりアタリも遠のいたので納竿した。 がむしゃらにアメリカまで飛ばすほどの遠投カゴ釣り(笑)もダイナミックで良いが、季節限定だが極近場を静かに狙う「トムちゃん方式」の釣法も悪くはないなと考え直した一夜だった。 館山磯も完全にイサキ釣りシーズンに入ったようだ。 釣果 イサキ 2匹(37cm、35cm) タックル等 竿 がま磯カゴスペシャルⅣ 3.5号5.3m Typeスピニング リール シマノ 13ステラSW6000HG 道糸 PE3号200m、リーダー5号10m付き ウキ 発砲棒ウキ 30cm自作 カゴ V・I・P10号 天秤 自作(2.5mm×20cmクッションゴム付き) ハリス シーガーグランドMAX FX4.0号 針 漁師アジ針10号 コマセ オキアミ エサ オキアミ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.03 13:12:13
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