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カテゴリ:カゴアジ釣り
今年も幕が明けた「2024カゴアジ釣り」カテゴリーだったが…。 1月1日から毎日気象予報とにらめっこするもず~~っと海の悪い状態が続いていて、ストレスを募らせていた。 しかしようやく昨日、釣り場所限定ながら何とか釣りになりそうな日並みになったので、ご近所のM氏を誘って初釣りに出掛けてみた。 予報では午後から西風が強くなって波、ウネリは2mとのことなので、いつものHG界隈はたぶん無理だろうなと予想し、西風を背にする「Y下磯」を目指した。 もしもここに釣り師が入っていたら他には釣り場がないのでオデコ覚悟での出漁だ。 我が家を12時に出発し、目的地には15時少し前に着いた。 国道から磯を見下ろすと最悪な状態が…。 海は静かだが何と釣り人が2人既に入っているではないか(涙)。 「あ!、だめだ。Mさん、どうしよう」 「俺はこの辺は判らないから任せるよ」 「任せるよ」と言われても西風強風下でも釣りができる場所は他にはないよな~~。 仕方なくもう少し車を走らせ、いつものHGを覗いてみたら当然だが誰もいない。 しばらく観察していると、ウネリはあまり強くはないが波が高くて時々磯を洗っている。 しかも予報通り西からの正面風が吹いていて条件的には最悪な状態だ。 「Mさん、条件は最悪だけどここしか無いから行ってみようか?」 とのことで重い荷物を背負って400mほど磯伝いにトボトボ歩いて釣り場に着いた。 しばらくポイントに立って海を観察すると、左手側は何とか釣りが出来そうだがメインと右手は波しぶきがかかって1時間もしないうちに全身ずぶ濡れになりそうな気配だ。 Mさんに左手を譲って私はメインのやや後方にチャラン棒を打った。 その時点で15時半。 まだアジ狙いには早すぎる時間なので、しばらく磯に腰をかけて釣り談義。 30分ほど経過したらますます海の状況は悪化するばかりで、風もさらに強くなってきた。 「これで夜を迎えたら…」と考えたらやる気が失せた。 「Mさん、これじゃあ無理だ。あきらめましょう。」 一旦セットした仕掛けや荷物を収納してまた元来た磯を引き返した。 「Mさん、今日は釣る場所がないので帰りましょう。」 「いいよ」 とのことで、あきらめて帰ることにした。 2~3分走ってさっき見た「Y下磯」を見ると、「あれ?、誰もいないよ」。 おまけに海は全くの静穏、しかもエビ網のブイも全く見当たらない。 「Mさん、ラッキーだよ!。これはいけるかも!」 心躍らせながら磯場を目指す。 16時半過ぎに磯場に着いた。 もう辺りは薄暗くなってきている。 潮は底潮で磯はガラガラ状態。波もウネリもほとんどなく、しかも追い風。 先ほどの磯と比べたら別天地だ。 Mさんも「いやあ、素晴らしいね~。天と地ほどの差だね~」と喜んでいる。 早速釣りを開始する。 仕掛けは追い風に乗って80mほど気持ちよく飛んでいく。 底潮なのでタナは2ヒロ、オキアミ餌で様子をみる。 ここはフグが多くて餌持ちが悪くすぐになくなるので、早めに回収してコマセを効かせる。 それでも1時間ほどは全くアジが姿を見せない。 でも昨日のY下磯の状態から私には自信があった。 「上げ潮が効き出せば必ずアジは来る」と確信していたので、Mさんにも「今日はアタリが遅いので来れば大型かもね」と話していた。 読みは当たった。 18時過ぎ、ケミがスパッと消えるアジの明確なアタリが来た。 合わせは入れずにやおら竿を立ててリーリング開始。 すると「グイグイ!」と竿先を持ち込む重い引きが伝わった。 「Mさん、来たよ~~!」 ゆっくりと一定のスピードでリーリング。 ケミは岸近くまで浮いてこないのできっと大型アジだろう。 姿を見せたのはやはり尺アジだった。 Mさんもそれを見て「いい型だね~」と褒めてくれた。 「Mさんにもそのうち来るよ~」と返す。 次の投げでまたアタった。 またもや尺アジ!。連釣だ。 「こんなのが5匹も来れば言うこと無しだが」と心で思ったが、そうは問屋が卸さなかった。 それからしばらくアタリが途絶えた。 Mさんにも相変わらずアタリは出ない。 Mさんは最初は短めの2本針にオキアミと青イソメを付けて狙っていたが、私の仕掛けを見て4号1本針でハリスを1ヒロ取って始めたが、餌ばかり取られて釣果が出ないでいた。 「Mさん、ハリス太すぎないかな?。俺は3号だよ。今日は海が静かすぎるので3号以下に変えてみたら?」と助言した。 Mさんが仕掛けを取り換えている間にこちらもオキアミから青イソメにエサをチェンジする。 すると、「モゾモゾ…スー」とウキが消えた。 一瞬フグが持ち込んだか?と思わせて竿を立ててリーリングすると「グイグイ」と大型アジの引きが来た。 来たのはまたもや尺アジ級。 これで尺アジクラスが3匹だ。 それからは青イソメオンリーで攻めることにする。 3号ハリス1本針に仕掛けを変更したMさんは、仕掛けを投げ入れてしきりに誘いをかけている。 そこでまたもや助言。 「Mさん、誘い過ぎじゃあないの?。投げ入れたらしばらく放って置いたら?。」 「ハリスが長いから波の加減でゆら~りと餌が揺れるのがアジの食い気を誘うと俺は思っているから、ほとんど俺は誘わないよ~。」 その後私が大型を6匹GETした時点で彼はまだオデコだったが、ようやく彼にもアタリが来た。 2人でポツリポツリながら中・大型アジ釣りを堪能する。 上げ潮のせいか、22時までと決めた釣り時間が近づいても一向にアタリは止まらないが、ここらが引き時と納竿した。 磯上がりして数えたら私が21匹、Mさんは9匹だった。 Mさんは中盤までのつまずきが尾を引いたようだ。 昨夜は大型ばかりで図らずも楽しい初釣りができたが、かろうじて空いた磯で釣りができたけどオデコとは紙一重の釣行だった。 釣果 マアジ 24cm~30cm 21匹 タックル等 竿 がま磯レセプターR 3号5.3m TypeーS リール ダイワ ブラスト4000H改 道糸 PE3号200m、リーダー5号10m付き ウキ 発砲棒ウキ 30cm自作 カゴ V・I・P10号 天秤 自作(2.5mm×20cmクッションゴム付き) ハリス シーガーグランドMAX FX3.0号 針 金龍アジ針 9号 コマセ オキアミ+アミ+吸水剤 エサ オキアミ、青イソメ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.01.20 18:23:58
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