渡る次男は鬼ばかり
春を思わせるおだやかな日だった。午前中は、次男の1年間お世話になった週一回の未就園児クラスの担任の先生へのお礼についての話し合い。午後は、小学校の入学説明会があった。しばらく入卒園・入学の準備におわれそう。思っていたよりも大変だな。卒業アルバム作りとか。入園入学グッズを手作りしたり・・。つわりが軽い日が多くなったと思ったら、今度はやる事目白押し。気ばかり焦るな。あ!そだそだ・・・長男の給食用にランチョンマット(給食ナプキン)を手作りしなくてはいけませぬ。これは、学校の机にあわせなくてはならず、市販品は使えないのです。わたくし、自慢でありませんが手芸は超苦手なんですの!(なぜか大威張り) どんな生地で 端の始末とかはどうしたら良いのか・・さっぱりわかりませぬ。泣きそうです。裁縫の得意な心優しいあなた!アドバイス大募集。ひとつヨロシクある。次男が携帯電話ごっこ遊びに凝っている。パパになりきって乗用玩具(手押しできたり、乗れたりする車)に乗って、隣室へ行き携帯電話をかける。相手はわたしだったり、長男だったり。今日選ばれたのは、長男。以前にも書いたが、長男は良く言えばノンビリおっとりしている。悪く言えば・・・ボケボケ。本日は 大好きなテレビ番組をみている時に、相手をしろ!と弟に命じられた彼。心優しい彼は、テレビをみたいのであるが相手をしてあげる。わたくしなんかよりも よっぽど大人なんでアル。次男は、対照的に短気で活発な奴である。車に乗って、電話をかける。「あ!パパだけれど、ケーキ買っていくからね。」と 次男にとって夢のように嬉しい希望を言ってみたりしている。鶏頭長男。ごっこ遊びをしているのをすっかり忘れ、テレビに集中してしまった。最初は電話の応対もヂェントルだった次男であるが、しかとされ返答がないので 同じ事を繰り返し「パパだけれど・・(以下略)」やはり 返事がない。しまいにゃ、「パパだけれど!!!んきぃ~~~~っ!」雄叫びに変わった。いくらケーキを買ってくれても、こんな電話をもらった日にゃ嬉しくねーよ、次男。しかも、怖いし。「兄ちゃ~ぁん!電話切ったの?なんでなんで?」とぶちきれているご様子。そのあまりの迫力に、浸っていたテレビの世界から引き戻され、慌てて相手をしてあげている長男。やっぱり、大人。わたしは、2人の様子を最初から全部見ていた。長男がテレビに集中して電話中なのを忘れているのも、次男の様子が大魔人のように変わっていく様も何もかも・・・。次男がいつ切れるか、ワクワクと笑いを堪えながら見ていたのであった。ごめん、ヒジョーーに面白かった。これを見るために2人生んだと言っても過言でない気がする。やはり・・・わたくしが相手をしてあげれば良かったかも?でも、それぢゃ切れる次男もオオボケな長男もみれないし、わたくし大人なので ごっこ遊びも面白くないんだもぉ~ン。