旬の牡蠣料理
先週の土曜日に3か月ほどお休みしていた「旬を食べる会」を再開しました。これまで素敵なマンションを提供してくれていた友人宅は、息子さんが離婚して戻ってきたために使えなくなってしまいました。(残念)ところが、メンバーの内の一人が「新しくマンションを購入したから使って良いよ」とのことで再開しました。リッチな友人を持つと、いろいろと便利ですョ。今回の会場は、4LDKと広くて南側に面した広いリビングにはお日さまがサンサンと差し込みます。まだ建ったばかりの新築マンション。友人曰く「部屋はあるけれど家具も調理器具も食器もほとんどないから、皆が少しづつ何かを持ってきてよ」とのこと。ですから、今回は旬の食材で作る料理は1~2品にして、後は各自が1品づつ持参することにしました。2月の「旬」の食材-「牡蠣」牡蠣は10月末ころから市場に出てきますが、この寒い2月の牡蠣は身もしっかりと入りプリプリして一年で一番美味しくなります。私は10年ほど前、北陸の牡蠣の産地で4年間にわたって牡蠣のマーケティング事業のアドバイザーをやっていましたが、そのおかげで牡蠣を食べられるようになりました。食わず嫌いで、牡蠣はまったく食べられなかったのですが、この時期に海から採ったばかりの牡蠣を頂き、その美味しさに目覚めました。(笑)今では、生、焼く、炒める、揚げる、なんでも来い!です。さて、今回のお料理は中華の「牡蠣の甘辛炒め」。中華調味料のトーチジャン、タカノツメ、ゴマ油、ニンニクなどを使った料理です。牡蠣の旨みとホロ辛いタカノツメ、コクと風味と甘みを出すニンニク、本格的な中華スープは白湯スープ、そこに砂糖と醤油が加わり、最後に風味付けのごま油をさ~っとかけまわして出来上がり。メンバーの感想は「何て美味しいのでしょう。どうやって作ったの?」「こんなに美味しい牡蠣料理は生まれて初めて食べたわ」「これはプロの味ね。高級中華料理店でしか食べられないわ」作った私も、「これは旨い!」と思いました。(自画自賛ですね)牡蠣は「海のミルク」と云われますが、それは人が必要とするすべての栄養素を含んでいるからです。旨み成分のグルタミン酸のほかミネラルも豊富に含まれています。生活習慣病の予防にも良くて味覚を守る亜鉛もあり、若返りに効力を発揮するとのことです。旨み成分のグルタミン酸たっぷりの牡蠣で、私たちも少々若返ったような気がしました。ウン、うん、作った私も大満足でございました。また、メンバーの一人が長崎の友人が送ってきたとのことで生のアワビを持ってきました。お~!みなさん、リッチな友人をお持ちです。身はコリコリとして磯の風味が抜群でした。アワビは火を通すと身が軟らかくなる珍しい貝です。それはそれで美味ですね。これ以外に牡蠣入りお好み焼きを作ったのですが、撮影するのを忘れてしまいました。これも小麦粉に長芋を降ろしたものを入れてふっくら仕上げたこだわりのお好み焼き。たっぷりのキャベツに豚のバラ肉、牡蠣、揚げ玉、紅生姜、卵を入れてかき混ぜてホットプレートで焼きました。久しぶりにみんなでワイワイガヤガヤ云いながら頂く食事はとても美味。皆さん経営者揃いなので、話題は社員のことやクレームのこと、景気が悪いことなど、仕事に関することが多いのですが、立場がほぼ同じなので悩んでいることを理解することができます。でも、美味しいものを食べているときはそんな話はまったく出てこないんですよ。食べ物の力は偉大です。さあ、次は何を食べようかな?そうそう、次回は天然あさりでした。ご期待ください。にほんブログ村