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テーマ:小学生の勉強(1316)
カテゴリ:陶器
ご訪問いただいた皆さんすみませ~ん。返事が遅くなってひたすらゴメンなさいです~。 学校に勤める者にとってこの1・2週間は怒涛の期間。通信簿をつけないといけないので…。でも、たとえ子どもであっても人を評価するというのはいつまでたっても何だか抵抗があります…我ながら甘い。 あらかじめ書きます。 僕は、生きる上で学力が一番大事なんて思っていません。 でも一年の内3分の2を子どもたちは学校で過ごします。その中で、勉強が分からまま先に進んでいくというのは、はっきり言って拷問だと思います。 だから、通信簿とは別に、先週は学力実態分析をしました。「なに、それ?」と思われるかもしれませんね。 学校によっては、学力低下を防止するために、今年度の学力テストの結果の傾向や個々の子どもたちのつまずきを把握して、数年間のその子たち自身のデータと比較することによって、どんな取り組みをするのがベストなのかを全職員で確認します。(400人分のデータでしたので疲れました…) 「算数」では、長さや時刻等、ものの量を読むことが難しいようでした。特に今は、デジタル化されているものが多く、目盛りを読む経験が少ないのかもしれません。 「国語」では、低学年の頃は、文を書くことが苦手で、学年が進むと読むことが厳しくなってました。 そして、国語の力が上がるとそのまま、算数の力に響いてくることも全体的な傾向として分かりました。 さらに、基本的な生活習慣(自分のことはできるだけ自分でやろうとする)がついていると、最初から人に頼ろうとすることがあまりないので、身につき易いことが分かりました。 最近、学習法のメールをブログで頂くこともありますので、自分なりに効果的だと思う方法を書いてみます。 算数…応用力にもつながるように基本計算のスピードを向上させることに重点を置きます。 ~繰り上がりのあるものを含む20までの足し算や繰り下がりのあるものを含む20以下の引き算50問(2年生以上)、かけざん九九81問(3年生以上)、あまりのある2桁わる1桁で答えが1桁になる割り算50問(4年生以上)、をそれぞれ数種類用意し、2分でどれだけできるか測ります。早くできた場合はタイムを書き込むようにさせます。 このとき、伸びたらすかさず「伸びたね」とか「頑張ったね」、「速くなったね」などと褒めてあげると、がぜんやる気が出て効果的。 国語…読む力をつけることに重点をおきます。 ~声を出していろいろな話を読ませたり、高学年では読んだ話をもとにどんなことを筆者が言いたいのかを要約させることが効果的なようです。 特に後者は、初めからは難しいので、「正解はないから自由に書いてごらん」とかの声かけや、「~にお手紙書いてみようか」とか日ごろから文を書くことに慣れさせることが大事。 また、学習したことは、どんなにやってもいずれ忘れますので今やっていることを1ヶ月後、半年後と、少しずつさせてあげると子どもたちも自分が忘れていることにきづけるので必要だと思います。 もしできなくても、子どもたちを責めないで下さい。頑張っているということを褒めてあげることがとっても大事。 と、まぁ、いろいろ書いてきましたが、こんな僕は、夏休みが終わって宿題をして先生に怒られていました…笑。 とにかく、勉強が分からないことは、一種の拷問です。分からないのに学校に来る子は、偉いです。…と僕は思う…。 すみません。ちょっと熱くなりすぎました。反省。 ところで皆さん、勉強好きでした?(僕は嫌いでした。笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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