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カテゴリ:将棋
カプリ島21 posted by (C)しゅうしゅう カプリ島の港(2010年10月17日) みなさま、こんばんは 私は今日もほぼ定時に退社することができたのでした。 ところで、早めに家に帰れることによってやれることはたくさんあるはずです。 例えば、英語や世界史の勉強、ピアノの練習、新聞の熟読などなど。 でも、私の場合は仕事帰りには疲れていることもあって、どうしても「したいこと」だけをしてしまいがちですね。。(ちなみに、英語、世界史は今も電車の中で勉強を続けていますよ) ところで、私のその「したいこと」とは・・・? それはずばり、「ネット将棋」ですね。 もちろん、将棋以外にも音楽を聴いたり、ネットサーフィンをしたり、テレビを見たり(最近は時々ですが)もしているのですが、これらの場合はどうしても当たり外れがあるんですよね。。 ところがネット将棋の場合は、相手はいろいろな人がいますので、指していて飽きることはないのですよ 年末にPCが壊れて買い換えた結果、1500あったレーティング(強い人に勝つほど大きな得点が貰える。結果的にレーティングの点数はその人の現状の実力を表すバロメーターになる。)も1000から出直しとなってしまいましたが、毎日最低1局は指し続けてきたら今日の時点で1300台の後半にまで回復してきたのでした 将棋の大会で勝ち越すことも今年の目標の一つなので、その練習として普段から鍛えておくべく頑張りたいと思います ところで、今日朝日新聞(科学ページ)を読んでいたら、以下の内容の記事が目に留まったのでした。 「今月14日に将棋ソフトが日本将棋連盟の米長会長に勝った。コンピュータ将棋の歴史が始まって38年。ついにプロ棋士のレベルに追い付いた。」 この記事によると、コンピュータはかつては過去の実践例を参考にできる序盤や、詰みがあるかといった答えが出やすい終盤は得意だった反面、はっきりとした結論が出にくい局面(すなわち、中盤や混沌とした終盤)は苦手だったが、改良を重ねてこの弱点を解消してきた、とのこと。 その結果、2010年にはトップクラスの女流棋士である清水市代さんを破ったり、2007年にも男性棋士トップクラスの渡辺竜王をあと一歩というところまで追い詰めるなど日進月歩の進歩を遂げてきたのでした。 私も昔からよくコンピュータ(将棋ソフト)を相手に将棋を指してきたのですが、昔(90年代)の将棋ソフトは確かに弱かったですね。 確かに、序盤は定跡通り指しますし、終盤も詰みが見えたら途端に指し手が早くなり正確に詰ましてくるのですが、中盤がへぼ将棋だったのです。 例えば、相手の王を睨んで「5五角」と打った場合、王様の守りを固めるのではなく、1一にある香車を守るために1二金と持ち駒の金を打ったりしていたんですよね。。 これは単に「駒取りになっている」という情報しか把握できていなかったためなのでしょうね ところが、今のコンピュータではそういったことはほぼ見かけなくなりました。 さて、新聞では「将棋ソフトがトップ棋士に勝つのはいつなのか?」との疑問を専門家(コンピュータ将棋協会の理事兼大学助教授)にインタビューしていましたが、氏は「2、3年後には長い持ち時間で番勝負をやっても勝てるのでは」と答えています。 チェスの場合、持ち駒が使えないなどパターンがそれほど多く存在しないこともあり、1997年には世界王者がコンピュータに敗れるという事態が起こっていますが、持ち駒が使えるルールを採用している日本の将棋の場合は、指し手のパターンが10の220乗通りもあると言われ、いわば「最後の牙城」だったわけです。 その将棋も本当に2、3年後には羽生さんや渡辺さんといったトップ棋士でもコンピュータに破れる日が来るのでしょうか? 将棋界では、コンピュータが日々強くなっている現状を否定的に捉えている人が多いように感じます。 でも私は、この事態は時代の流れですので仕方がないと思いますし、むしろコンピュータが人間よりも強くなってくれたほうが将棋の練習用、研究用としての利用価値が上がり、結果的には将棋界にも好ましい結果をもたらすのではないか、と思っていますね さて、今夜も遅くなってしまいましたのでこの辺で終わりにしたいと思います。 それでは次回もまたよろしくお願いいたします。 投票兼ブログ村へのアクセスボタンです。 現在、サラリーマンブログは33位付近におります。 また押していただけますと大変嬉しいです。 ↓ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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