「シネマ歌舞伎」に「千手観音」・・・
シネマ歌舞伎を見てきた 野田秀樹脚本・演出 「野田版研辰の討たれ」 野田さんの脚本らしく相変わらず早いセリフ回しに 随所に笑いあり 中村勘三郎のすごいセリフの量をこなす技 大好きな市川染五郎と中村勘太郎の殺陣 ウエスト・サイド物語風ダンスを取り入れたり 3年前の舞台のシネマ版だけど 動きの確かさは、さすが歌舞伎俳優!! みんな・・基礎ができてるし すご~い そして夜は ユニット「友」の例会で 中国障害者芸術団の「千手観音」を見ながら 身体をちょっぴり動かした 次回は狂言「仏師」を題材にアレンジ中 京に住む二人組「お春」「お夏」が田舎から出てきた女性と絡むお話に・・ その中で「千手観音」の動きからコミカルにダンスシーンを ウエスト・サイド物語風には遠いけれど・・・ 「千手観音」を演じる21人は毎日毎日過酷な訓練をこなし 太鼓のリズムを基本に 呼吸でリズムを合わす 「シネマ歌舞伎」の間合いに 「千手観音」の呼吸とリズム・・・ どちらも手話通訳にも重要な要素です。 ユニットたちは・・・ 過酷な訓練は日常とせず 重い動きと身体を武器として 間合いとリズムを意識する そういえば 生活訓練メニューで 聴覚障害者の情報提供広場の報告をしたときに 助言者のO氏から「訓練・訓練」という言葉はもうたくさん ずーっと訓練を続けてきた 高齢になったろう者にまた訓練と言う言葉は・・・ と言うようなことを言われた 確かに言葉は、その人、その人で 響きも感じ方も変わってくる・・ 高齢ろう者やこどもとともに楽しめる手話劇を目指すユニットたち そのためには やはり練習の積み重ねあるのみ・・・ もう、ちょこっと 気合を入れなきゃなあ~