=小学生の図案でヘッドマーク 15日から 近江鉄道と信楽代行バス=
左から、植道のどかさん(米原市立柏原小5年)、西居優さん(近江八幡市立八幡小5年)、小西奏詩さん(東近江市立八日市南小6年)、山下玲奈さん(彦根市立城南小5年)、福永実優花さん(近江八幡市立八幡小5年) ◇東近江
滋賀と大阪を結ぶ「(仮称)びわこ京阪奈線」の早期実現を目指した電車のヘッドマークが、近江鉄道と信楽高原鉄道全線に十五日から登場する。
県と沿線五市五町で構成するびわこ京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会が、「まちを元気に走る電車」をテーマに県内の小学五・六年生からデザインを募った。寄せられた五百四十八点の中から優秀作品五点が選ばれ、表彰式と記念撮影、一日駅長体験などが八日、近江鉄道八日市駅構内で行われた。
太郎坊宮や、ムラサキの花、東近江大凧、永源寺ダムと紅葉など東近江市をイメージさせる絵を力強く走る近江鉄道のまわりに描いた小西奏詩さん(八日市南小六年)の作品など五点は、直径八〇センチメートルのヘッドマークになり、近江鉄道の列車の先頭車両と、昨年の台風18号の被害で不通となっている信楽高原鉄道の代行バスの側面に取り付けられる。運行は三十一日までの予定。五点のデザイン画は、八日市駅ホールで展示されている。http://shigahochi.co.jp/info.php?type=article&id=A0015135