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汗ばむ陽気の中、新茶を摘む園児たち(2日午前10時、大津市坂本3丁目・日吉茶園)
八十八夜の2日、日本最古の茶園と伝えられる日吉大社の「日吉茶園」(大津市坂本3丁目)で茶摘祭が営まれた。汗ばむ陽気の中、神職や巫女(みこ)、市内の幼稚園児が、つややかな黄緑色の茶の新芽を摘み取った。 日吉茶園は、平安時代に天台宗の開祖・最澄が唐から持ち帰った茶の実をまいたのが始まりとされる。現在は京阪電鉄坂本駅前に約110平方メートルの茶園が残っている。茶園前に祭壇が設けられ、午前9時半から神事が行われた。馬渕直樹宮司(61)が茶業発展を祈る祝詞をあげた後、竹かごを抱えた巫女らと一緒に坂本、比叡山両幼稚園の園児計約70人が茶摘みをした。子どもたちは茶葉の香りをかぎながら1枚ずつ丁寧に摘み取ってかごに入れていた。(京都新聞) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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