とある虎キチ商社マンの。。

6月の最後の試合が5-1から5-6で逆転負けした阪神。監督のコーチ陣に対する怒りがマスコミに駄々洩れになっていた。

心機一転したい７月初戦。マツダスタジアム。ピッチャーは才木と森下。

予想通りに投手戦。７回まで阪神が3安打、広島が1安打。0-0。

8回裏から阪神は継投。石井がヒットを打たれながらなんとか0。

9回表広島も継投。栗林に簡単に捻られて0。

9回裏岩崎が抑え0。延長に入る。

10回栗林に代わって島内。梅野三振のあと小幡が四球を選ぶ。8回から不振の森下に代わってライトに入っていた島田がヒット。野間がサードに悪送球。それがベンチに入ってしまい、テイクワンベースとなり労せず1点。

不振の近本がタイムリーを放つ。2-0。さらに中野のタイムリーで3-0。

10回裏はゲラがヒットを打たれながら松山をダブルプレイにしとめ試合終了。

－近本もいい形で

「いやいやな、その前にな、やっといい感じで打っとったからな」

－8回に近本に声掛け。考えを整理するために

「違うやん。打てやん。そんなもん。ゲッツーなってもええから、バントないから、打てやんか。ありがとうございます、言うとったわ。そういうことやろ。本人はバントと思ってるかもわからんけど、中途半端に打たすんやったら、なあ。そういうことやん」

試合に勝ったことも嬉しいが監督の一言で近本が闇から抜けでられたのなら、これは大きなことだ。