復活した訳ではない。
『連邦破産法11条の適用申請をして破綻してから3年半、かつての米投資銀行 大手リーマン・ブラザーズは6日、破産法手続きから脱却したと発表した。 米金融不安のただ中で史上最大の破産を遂げて金融危機に火を付けて以来、 リーマンは訴訟対応の弁護士や事業整理のコンサルタントに16億ドル近い 費用をかけてきたと、CNNは報じる。今、リーマンの主たる業務は650億ドル の資金を債権者や投資家に返済すること。リーマンが破産したときの負債額は 6,130億ドルなので、それに比べれば微々たる額だ。破産当時の25,000人から 433人まで減らされた社員が、その返済業務に当たっている。それが終われば 会社は清算されるという。「破産を申請した日から、ひたすら資産を売却して 現金化してきた」と、リーマンの破産管財人を務めるスティーブン・コーンは CNNに語った。「ありとあらゆる資産をかき集めて、破産当時の文無し状態 から何とか約300億ドルの資金を捻出したところだ」総額約100億ドルの 最初の債務返済は、4月半ばに行われる予定だ。』 3年半の弁護士代が16億ドルということは年4.6億ドル(80円換算で368億円!) 650÷6130=0.10604 回収率は10%くらいだ。。 433÷25,000=0.01732 従業員は1.7%に減少した。更に清算後は解雇となる のであろう。。 アメリカで投資銀行、日本で消費者金融という業態の栄枯盛衰だが、一般に ビジネスモデルは30年くらいで古くなるという。。コダックの例もあるし。。