最古のタンク
七尾の奇跡 -日本最古のタンク体『タ600』-
この鋲(リベット)打ちの古い錆びたタンク車は何かなと思って写真を撮ったあと説明を受け結構貴重なものだということがわかってきた。。
明治28年に加能鉄道株式会社としてスタートした七尾線は当時貨物用であったという。七尾港で揚げた貨物を運んでいたのだ。このタンク車もそのころに使われていたものらしく、一説に明治26年(1893年)に輸入されたものではないかと言われている。
サミュエル・サミュエル商会がイギリスのハーストネルソン社に発注して輸入した日本でも最古のタンク車だ。本国でももうほとんどないらしい。
120年前のタンク車を置いておいたのだが、鉄道ファンが結構来るらしく、これは観光に使わない手はないだろうという話になっているという。(^O^)