能見躍動
昨日の試合は先制、中押し、ダメ押しといい回転で試合を進めた。広島はこのところ点を獲っていない。この試合を含めて30イニング以上ゼロ行進だった。
ただ、安打の数を比べると9安打ずつで打っていないわけではない。どうも野村は阪神が苦手なようで、自滅してしまうのだ。1回、3回の1点ずつは仕方ないとして5回の3点はうそのような展開だった。
福留ヒット、ゴメス四球でノーアウト1,2塁。マートンショートフライ、今成サードライナーで万事休すと思っていたら、上本に2点タイムリーツーベースを浴びる。4-0。
まあここまでも仕方ないとして、この後に何故か鶴岡に四球を与える。能見は打つ気まんまんで入っている。セカンド菊池のエラーを誘って、2アウト満塁に。代わった飯田が鳥谷と勝負してしまう。綺麗にタイムリーを浴び、5-0。
能見は段々よくなってきて7回まで1点、この1点もエラーなので自責点ゼロという好投を見せた。
『能見とお立ち台に上がると、これまで援護が少なかったことを日本語でざんげした。
「スイマセン、ゴメンナサイ、ノウミサン。ゴメンナサイ」
12日の巨人戦後。東京都内の宿舎が停電したため、ゴメスと部屋がある32階まで990段を約10分で駆け上がっていた。リーグ戦再開から19試合で無安打は1試合だけで、ゴメスとともに全試合で出塁している。自身の前で4番を打つ相棒の活躍も刺激となっている。』
助っ人の打率とともにタイガースは浮上する。(^^)v