マレー圧勝
去年のウィンブルドン。準決勝。フェデラー戦。マレーはフェデラーに5-7,5-7,4-6のストレート負け。芝のスペシャリスト・フェデラーはウィンブルドンが一番得意だ。そのフェデラーが今年の準決勝でなんとラオニッチに負けてしまった。既にジョコビッチが負けているし、ナダルは出ていないので4巨頭のうち3人が既に姿を消しているのだ。
ただ、ラオニッチのフェデラー戦の絶好調具合からすると長い試合になると思ったが、第1セットからマレーが全開。第1セットを4-6で奪うと第2セットも第3セットもサーブゲームに集中。いずれもタイブレークに持ち込む。タイブレークに入ると更に集中力アップ。先攻して有利に展開。第2セットは7-3、第3セットは7-2でタイブレークを制して2回目のタイトルを手にした。
4巨頭時代はまだまだ続きそうだが、今年35歳になるフェデラーが体力面で少し厳しくなってきたかなと思う。ジョコビッチ、マレーはともに29歳。誕生日が1987年5月22日と5月15日で1週間しか違わない。ジュニア時代からずっとライバルでもう何回も試合している。
年齢的に言うと今年ベルティヒ、バブリンカ、ツォンガ、イズナーが31歳。因みにナダル、ガスケが30歳。チリッチが28歳、錦織が27歳、ラオニッチが26歳だ。この3人のうち誰かが最初に4巨頭に入るかが楽しみだ。