無責任時代
50年以上前にヒットしたニッポン無責任時代という映画がある。クレージーキャッツのドタバタコメディ30作の第一弾だ。
植木等がうまく立ち回り、出世して成功を収めるというパターンの痛快な映画だ。
これとは違って最近の東京は無責任時代の到来を思わせる事態が続いている。東京オリンピックのエンブレム問題、聖火台のない国立競技場、豊洲でも盛り土がないだの、地下水が汚染されているだのでてきている。
昨日五輪マスコット選考メンバー14人が発表された。これ選考メンバーってお金もらえるのだろうか。マスコットなんかプロ2,3人で決めればいいのでは。人数が増えるとまた誰が決めたかわからず無責任なことが起こるような気がする。キャラクターは意匠権が絡んできていい方に転がれば一儲けできたりもするので、更にややこしい事態が起こらないのだろうか。
豊洲の話ももともと築地を作りかえるプロジェクトがスタートしていたが3400億円もかかかることが分かり断念した経緯があるらしい。時代が違うとはいえ豊洲の整備に既に5900億円かかっている。移転しなくても1日500万円のメンテナンス費がかかっているという。
諮問機関はいくら作ってもいいが選考、実行メンバーは少数精鋭、責任主義にできないものだろうか…