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テーマ:最近観た映画。(39923)
カテゴリ:日々のこと
ぽーにょ、ぽにょぽにょ、さかなのこぉ~ というテーマが、頭の中でエンドレス・リピートしている今日この頃。 宮崎駿監督の最新作「崖の上のポニョ」を見ましたので、ちょっとひとこと。 「千と千尋の神隠し」の時にも感じた “説明しないから!” という、突き放した感じが、パワーアップしすぎて、脳内補完をしないとストーリーが追えません(^^;) もうほとんど、Don't Think. Feel! ((C)ブルース・リー)の世界。 ファンタジー的な世界観に、ある程度なじみがあれば、補完できないこともないんですが、お子様には無理だろうなぁ、と思いました。 これを面白いと思えるお子様は、かなり想像力のある、構成力のある頭脳の持ち主なんじゃないでしょうか。 大人でも、「?」と思いながら見ていると、次の「?」が出てきて、「?」を追っているウチにストーリーどころじゃなくなってしまう人も多いかもしれません。 ここはどこ? これはだれ? これはなに? とにかく、何の説明もないまま話は進行し、そのまま最後を迎えますから、置いてきぼりを喰ったら、もう何がなにやら、って話です(^^;) 冒頭に近い部分で、ポニョの世界観を、もう少し親切に描写してあげれば、判りやすい作品になると思うんですがねぇ。 じゃぁ、キライかというと、実はわたしはそうでもなかったりしますが。 とりあえず、超不親切映画であることは間違いないです。 たとえば、これが「ポニョ」という長い作品のプロローグ的な部分で、これから本編が作られ、その中で謎が解明されていく、というような構造なら、理解しやすいんですが、投げっぱなしだし(--;) 宮崎監督は、このまま「説明はせん!」路線を突き進むんでしょうかねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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