食べたり読んだり笑ったり

最近、本を読んでいない代わりに何にはまっているかって言うと、広島カープにはまっています。
いや、私は広島生まれの広島育ちで、環境にインプリンティングされた結果、物心つく頃からのカープファンではあるんですけど。

私は東出って選手がすごく好きなんですけど、彼が去年FA権を取得して、どきどきはらはらしていたら、「（お金をかけて選手を集めているチームがある中で）俺が本当に難しくて格好いいと思う生き方は、このチーム（カープ）でCSに行って、日本シリーズに行って、優勝すること」「勝ちがわかっている勝負ほど、つまらないものはないでしょう」と残留を決めて言ってくれて、とても嬉しかったのでした。

もう、彼の夢がかなうところが見たいと、今年は本気でカープを応援しようと、時間が合えばできるだけ、球場に行ったり中継を見たりしています。新球場、マツダスタジアム、いいですよ。

ずっとゲームを見ていると、ニュースの試合ダイジェストで映らないところもおもしろいんだなあって思います。今、私が野球を見ていて、一番おもしろいのが、カープが守っているところです。センターの赤松なんてほんとすごい。走る走る走る。飛んで捕って、こどもみたいな顔して笑う。
あと、やっぱり二遊間がおもしろい。

昨日の西部戦で、レフト側のファールフライがあったんですけど、ショートとサードとレフトが三人とも壁際まで走っていって交錯して必死でつかんで「とったー！」ってショートが。その必死さに笑っちゃったけど、感動もした。あんまり精神論は好きじゃないんですけど、今のカープの試合見てると、みんな明るい懸命さみたいなのがあって、楽しそうに野球をしていて、目が離せないです。このまま高校生みたいな野球していてくれたらいい、見ていて絶対おもしろい。