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高校野球の地区大会が始まって、なんとなく母校の行方を気にしていたのですが、今年は2回戦で姿を消してしまいました。
ざんねん。 よくがんばったね。 高校生の全国大会なんて、あらゆる分野で数多あるのに、やっぱり響きが特別ですね、甲子園。 私は吹奏楽部で毎日部活に出ていたわけで、コンクールは夏の終わりにあったから、夏休みは、それこそわが勝負に夢中でなければならなかったのに、7月の記憶は、野球場です。晴れた空の下で、吹き鳴らしたクラリネット。 木管楽器はあんまり応援に向いていないから、校歌の演奏以外のときは、声出し部隊になっていました。金管楽器のテーマに合わせて大声をあげました。 「かっとばせー。」 10対0で負けていても、最後の一人がアウトになるまで、負けるような気がしなくって、全然悔しくありませんでした。まだ間に合う、まだいける、信じてずっと応援できた。野球場で野球を見ると、こんなに気分が違うんだって思いました。 強くて明るい気持ち。負けるとじわじわ悔しかったけど、次には自分の勝負もあったし。 待ってろ、コンクール! 野球部は、次の日も、練習をしていました。 ところで、広島東洋カープのホームグラウンドが新しくなりました。 とてもきれいで、すっかり広くて、気持ちがよくて、新球場に行くと、わくわくします。 プロ野球のセパ交流戦のとき、選手会が各選手から、相手を指定してのライバル宣言を集めます。 「新球場で会いましょう。」 いつも同級生ばかり指名してライバル宣言する広島カープの東出さんが、福岡ソフトバンクホークスの55年会の3投手を指定して送ったライバル宣言。 ああ、そりゃ、あの新しい球場で、みんなで会えたらいいだろうね。「会いましょう」って言い方が、かわいいなって思いました。 こないだ、ふと、過去の甲子園大会の記事を調べていたら、みつけました。 「甲子園で会いましょう。」 東出が、杉内が、新垣が、和田が、高校3年生だったときの、昭和55年生まれの少年たちの、甲子園大会(夏)のキャッチフレーズでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月22日 07時52分36秒
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