カテゴリ:カテゴリ未分類
今日はお引っ越し会社さんに来ていただいて、見積もり、というやつを、やっていただきました。
ネットなどで調べますと、お引っ越し料金を安くすませるコツは複数の会社から見積もりをとって比べることですよって。 でも、知らない会社に電話して、知らない方に来ていただくなんて、どうも苦手で、見積もりをお願いしたのは、一社だけ。 今のアパートに引っ越したときは、妹が大学を卒業したときの家電をそのまま家から軽トラックで運んでもらって、自分自身は身一つで、鞄に着替えだけ詰めて移ってきたので、自分で荷造りして引っ越しするのは初めてです。 さて、「見積もり」がなんだかわからない。 ついでに、相場もわからない。 会社で、「見積もりって何ですか?」って同僚に尋ねました。 「荷物の量を目分量で測ってお値段決めるってことは、こっちである程度箱詰めとかしとくものなの?押入れの中まで見られちゃうの?」 なんといっても、お片付けが苦手なことには絶大な自信があり、かつ周囲の太鼓判もいただけちゃうワタクシでございますので、まず、お部屋が人を呼べる状態ではありません。いや、この一カ月で、なんとか、「引っ越しで散らばってるのでごめんなさい」という言い訳がつく程度の散乱状態にはおさまっているのですが。 「どの程度まで、片づければいいのかなあ?」 途方にくれていると、 「業者によっていろいろだけどね。」 複数の同僚が教えてくれました。 「A社は玄関先でアンケートに答えさせられて、大体段ボール8箱くらいですって言ったら、それでOKって。あとは家具の種類答えて、家の中まで入らなかったよ。B社はアンケートはなかったけど、家電だけ見せてくださいって。押入れの中?見ない見ない。結局C社に決めたんだけど、最初12万って言われて、じゃあ他社で考えますって言ったら、値引きしますってすぐ二万、引いてくれた。」 「とおりさん、どこ頼んだの?あ、そこは家具しか見ない。僕、頼んだことある。押入れは開けませんよ。」 「え、そこにしたの?大手は高いよ?」 「なにお前、業者頼むんか。会社の若いのに、手伝わしゃあ、ただじゃ。なんなら、わしが代わりに電話して頼んじゃろうか?」(←広島弁。そうして、決して「自分が手伝っちゃる」と言わないおじさんなのでした。) 「頼まなくていいですー。散らかしてるから恥ずかしいし。いっぱい、捨ててもらうものあるし。複数の会社に電話する勇気ないし。値切る勇気だってないもん。少々高くっても我慢しますー。」 弱腰でお返事しました。 さて、本日たずねてくださった、某大手の引っ越し会社さん。 玄関でご挨拶してすぐ、「では見せてくださいね」と、さっそくお部屋にあがられました。 「ええと、ベランダには何かありますか?洗濯機?ああでも処分されるんですか。で、ここに冷蔵庫。っと、これも処分?ガスレンジは?処分。ああ、処分の方が多くなりそうですねー……」 軽快に指差し確認されていきます。 「冷蔵庫の処分となると。容量が……ちょっと開けますね。」 冷蔵庫の中まで見られるとは思わなかったので、ちょっとどっきり。入っているもの、ビールくらいなのですが、逆にビールだけっていうのも、ね。 で、うっかりお部屋に広島カープの選手Tシャツとかメガホンとか飾りにかけたままでいて、 「かなり熱心なファンなんですか?」 と、真顔で聞かれました。 「あ、でも、ファンクラブグッズはないから、何かに入っていらっしゃるわけではないですね。」 って、そんな、うわあ。 もちろん、押入れの中も、しっかりチェックです。こっちは箱詰め袋詰めを完了していたのでよかったのですが。 あとは、小さな飾り棚をひとつ見て、 「こちらのお人形様は全部連れていかれるんですか?」 『様』づけかー。出世したなあ、うちのブライスさんとプーリップさん。 「7人連れていって、7人実家に送ります。」「7人連れていくなら、14人連れていくのも一緒でしょう。」「いや、同居人が好まないので。」「このくらいの数なら、箪笥の上にでも並べきれそうだから、持っていってもいいんじゃないんです?」 会話しながら、なにやら見積書にざくざく記入をされていかれて、ご計算。 10万超えるかな、と思っていたのですが、当初覚悟していたよりも半額近い値段の提示で一安心の拍子抜け、お願いします、と結びました。 「家電、ずいぶん処分されるけど、買換えの算段は……?」 「まあ、ぼちぼち……引っ越してから。」 「えええ、結婚されるんでしょう?1人暮らし始めるわけじゃないんでしょう?家具とか、結構、いりますよ?見にいかれてるんでしょう?」 「いや、行ってません。」 「えええ?すぐに揃うものばかりじゃあ、ないですよ!?ご結婚でしょう?大丈夫なんですか!?」 家電の販売もされている会社だったのと、家具屋さんの営業も請け負っていられる支店だったので、セールストークも兼ねてましたが、まあ、なんだか、こっちの世間知らず振りを心配していただいた感じです。 「僕は6年前に結婚したけど、いざ新生活はじめてみると、あれも足りない、これも揃わないって結構大変でしたもん。」 って。きっとロマンチストさん。お嫁さんもらって、一家の大黒柱になる!って気負って新生活を始めた強い人。いい営業さんだと思います。 さてと。 のんき者の引っ越し、お片付けは続きます。 (お値段がお安いのは、近距離引っ越し割引と、不動産屋さんの紹介割引が適用されたからだと思います。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年11月03日 18時19分20秒
コメント(0) | コメントを書く |
|