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仏果を得ず 三浦しをん 双葉社 読んでいて、なんだか思い出したのが、「しゃべれども、しゃべれども」(佐藤多佳子)でした。「声」の話だからかもしれません。「ばか」の話だからかもしれません。 「仏果を得ず」の主人公は、文楽の太夫さん。芸に惚れて、惚れこんで、打ち込んでいく。普通の人だからご飯は食べるし、恋もするけど、芸事の恍惚の中にときにすべて忘れる。 快感だろうなあと思います。 腹に力いれ、声を出し、至る忘我の境地。 そんな文楽に惚れたとは、うらやましいぞ、この野郎。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月07日 09時56分47秒
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