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2010年03月28日
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安徳天皇漂海記

安徳天皇漂海記 宇月原 晴明 中央公論新社

なんべんか手にとって、読み終わらないで、また忘れて、を、繰り返してきた本でした。
とろとろと、窓越しに春の光の入る中、まるまって、まるまって、読みました。
黄金色にとろける夢の物語なので、はるかな過去の物語なので、小説の中の言葉を受け取って、自分の中のイメージを紡ぎ直して迷うのが、楽しいように思います。

鎌倉で倒れた銀杏の巨木を思い出しました。
やはり公暁はその木に隠れていたのでないのかな。
その木の根元に、ジパングの若き詩人王の血は沁みていったのではないのかな。

第一部は源実朝の章。古風な語りが心地よかった。
第二部はマルコポーロの見聞記。いたく切なくとろけました。

色が印象的でした。紅水晶、琥珀の繭、緑の卵、金の蜜。





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最終更新日  2010年03月28日 22時58分40秒
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