食べたり読んだり笑ったり

復刊ドットコムからのメールを久しぶりに見ると、佐藤さとるの全集復刊って。
わーわーわーどうしよう。置く場所あるかな。

こどものころ、家に松谷みよ子全集があって、すごくうれしかった。箱も本もぼろぼろにして読みこんだ。

飾り物じゃなくて。
こどもがべたべた触って何度も読みこむ全集。

佐藤さとる全集は学校の図書室にあったの。記憶と同じ装丁なら、白い本なんだよなー。何度も読んだら汚れるなー。絶対ぼろぼろになるなー。図書館にあった本と同じくらいに。
愛しい。

コロボックルはもちろん。
「てのひら島はどこにある」と「赤んぼ大将」も好きだったんだよなー。今でも自分が機械語がわかってたのか、動物語がわかってたのか、考えちゃうもん。

コロボックルは文庫本で持ってる。中学生のとき、おこづかいで買った。最初に読んだのは小２のときで、なんべんも読んでるのに、それでも欲しくて買った。今でも持ってる。読み返す。「豆つぶほどの小さないぬ」全部覚えているのに、それでも読み返す。

ああそうかあ。
復刊するのかあ。
うちに置き場所なければ、姪っこの誕生日に全巻贈るかな。読むかな、あの子。まだ３才だけど。