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朝に小さな雨がふるから、傘立てから桜色した傘を取り出し、桜並木の下を歩いた。
雨はぱらぱら傘にふり、花ははらはら降り積もる。 傘には、桜の花の刺繍があって、刺繍の上にも花の降り積む。 花は、雨に触れて、風に揺れずに降っていく。 地面に向けてまっすぐに。 はたはたはた、止まらずに。 傘に降り積む花びらを洗うほど雨は強くなく、ゆっくり重くなっていく傘。 補足 晩に。 仕事終わり、傘立てから傘をとりだすと、乾いた傘からしっとりと濡れた花びらが散りました。 この花びらはどこから出たの、と笑う人。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月16日 10時16分02秒
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