カテゴリ:読書日記
つかれた。
読後、そう思いました。 女性特有の、こだわりとか意地とか執着とか欺瞞とか見栄とか虚飾とか。自分が過去におかしてきたミス(それをミスだと思うところがまた見栄なのだが)がどの話を読んでも思い起こされて、ざらざらとしました。 よく書くなあ。 辻村さんの中にもある感情なのに。 覗き込んだら、疲れるだろうに。 自分とぴったり重なる人はいないから、結局孤独なのに、他人と擦れ合って傷は出来て行く。そこに塩をなすりつけるような、痛々しい短編集。辛い。 鍵のない夢を見る [ 辻村深月 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年06月16日 10時54分48秒
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