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近所のスーパーに、近所の小学生が作った、ご近所の「環境案内」が置いてありました。
しじみが取れる川。 ゴミを埋め立てて作った公園。 川のむこうの里山。 滝。 すこし遠出にはなるけれど、歩いていける場所に、これだけの環境があったのか、と、嬉しくなりました。 画用紙に手書きの絵と字をコピーして、色鉛筆で色づけされたペーパー。水の町らしく、水色がたくさん使ってありました。コピーした線の中を塗るだけでは足りなくて、四隅に、波紋のような緑の重ね塗りもありました。 (塗り絵の時間が余って退屈しちゃったんでしょう、なんて。小声で色に話しかける。) この町は、1945年8月6日に焼けた町。 生き残った人も、死んだ人もいた町。 そうして今は、あなたたちが暮らす町。 空があって、風があって、川があって、道があって、学校があって、緑があって、花があって、おとなもこどもも住んでいる町。 2011年3月11日、波がこそいでいった町もこんな風だったのだろうと思いました。 還ってくる。還ってくるよ。きっと、きっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年03月22日 15時08分27秒
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