カテゴリ:旅行
冬の北海道といえば、さっぽろ雪まつり、流氷、温泉、スキー。
旅程すべてを列車、バスで移動するわけにはいかず、自分で歩いて行かなければいけない場所もあります。 街中などは大抵、除雪してありますが、凍結した場所などは大変すべりやすくなっていて、道民の人たちもシーズン中に1、2度は転ぶことが多いのだとか。 積雪のない地方から来る観光客は、地元で普段履いている靴やブーツで来るのですが、靴の裏の突起は普通であり、積雪や凍結路面ではグリップ力が劣ります。 登山靴がベストですが、旅行に登山靴を履いていくわけにも行きません。 そこで、靴にワンタッチ式で取り付けることのできる「すべり止め」を利用するのが便利です。 【すべり止めの種類】 「すべり止め」全体はラバー(ゴム)で出来ています。 「すべり止め」には、取り付け方式、構造、グリップ素材でそれぞれ2種類あります。 1.取り付け方式 (1)靴の先端に引っ掛け、靴の後ろ側で止めるタイプ。 。 (2)靴の前部を輪ゴムのように、ぐるっと挟み、靴の後ろ側で止めるタイプ。 (3)靴の裏面の前部にシールで貼り付けるタイプ。 2.構造 (1)靴の裏面すべてを「すべり止め素材」で覆うタイプ。 (2)靴の裏面の前部を「すべり止め素材」で覆うタイプ。 3.グリップ素材 (1)グリップ素材が全てラバー(ゴム)でできたもの。 (2)グリップ素材がスパイク形状のもの。 【最も安心な、すべり止めは?】 最も確実にグリップ力があるものは、下記の条件をすべて備えたものです。 ・靴の前部を輪ゴムのように、ぐるっと挟み、靴の後ろ側で止めるタイプ。 ・靴の裏面すべてを「すべり止め素材」で覆うタイプ。 ・グリップ素材がスパイク形状である。 【種類毎のデメリット】 取り付け方式や素材によってデメリットがあります。 ・取り付け方式が靴の先端に引っ掛けるものは、歩いているうちにゆるんできて、知らないうちに取れてしまうことがあります。 ・グリップ素材がスパイク形状のものは、店舗や施設によっては中に入るときに脱ぐ必要がある場合があります。例えば、人気の旭川市旭山動物園のアザラシ館、ペンギン館は床がガラス面となっている箇所がありますので、床に傷が付かないように「すべり止め」を取りはずさなくてはなりません。 ・取り付けがシール式のものは、粘着性が弱ってきて剥がれ落ちる可能性があります。 【どこで購入できるの?】 新千歳空港では、到着口を出てすぐのローソン、JR新千歳空港駅横のキヨスク、JR札幌駅のキオスクなどで販売しています。 価格は1,050円~1,800円です。店舗によって価格も種類も異なっています。 もし、JR札幌駅で時間が充分にあるのなら、駅に併設されたESTA地下にある100円ショップのキャン・ドゥの靴用品コーナーまで行きましょう。 シールタイプと、靴の先端に引っ掛けて取り付けるラバータイプの2種類が税込105円という破格値で販売されています。 事前にネット通販で購入しておくという手もアリです。 ちなみに、画像の靴は実際に北海道に行ったときに履いて行ったもので、購入して10年以上経つもの。 靴の裏なんて、もうツルツル状態でグリップ力なんてほとんどないのですが、すべり止めを取り付けたおかげで全く転倒せずにすみました。 Copyright (C) 2007 1to1travel , RYDEEN777. All rights reserved. 掲載記事・写真・イラストその他、コンテンツのすべてについて、無断複写・転載・公衆送信等をお断りします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月12日 12時46分39秒
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