広島県廿日市市 『妹背の滝』
大頭神社の上流にある滝。雄滝と雌滝の2本からなり、古くから夫婦滝として親しまれている。雄滝と雌滝でそれぞれ違った特徴を持つ。雌滝は落差が50mで緩やかに水が流れ落ち、雄滝は落差30mで滝幅が広く、豊水時は豪快に水が流れ落ちる。どちらの滝も麓まで近づける様になっている。特に雄滝はたっぷりマイナスイオンを浴びれるスポットとして有名。また、滝壺のそばにはゆっくりくつろげるスペースがあり、川に直接入ることも可能。滝壺は浅く、川の流れも緩やかなため、小さい子供でも遊べるようになっている。夏場は避暑の場として、また水遊びの場として多くの観光客が訪れている。大頭神社。社殿の右手に雌滝が見える。雌滝。50mの高い落差から緩やかに水が流れ落ちる。また、水がS字カーブを描くようにして落ちるという特異な性質を持ち、流れ落ちる水量も少ないためか滝壺がほとんどない。麓から見た雌滝。3枚目が滝壺。雌滝のある場所から少し上り、先にある橋を渡って左側に行くと雄滝がある。赤茶色の岩肌を、水が流れ落ちる。訪れたときは運良く豊水で、滝幅いっぱいに豪快に水が流れ落ちる様は迫力を感じた。雄滝の滝壺。広くて浅く、大人から子供まで楽しめる絶好の水遊びスポットと言えるだろう。そして流れる水は驚異の透明度を誇る。展望台から見た雄滝。