大分県玖珠郡玖珠町 『西椎屋の滝』
玖珠郡玖珠町と宇佐市院内町の境界付近にある滝。日本の滝百選の一つ。落差は86mで、断崖を一気に流れ落ちる豪快な滝。その様から西日本一の名瀑とも賞されている。滝の上は玖珠町、下流は院内町に属している。名勝耶馬渓に含まれ、耶馬渓六十六景の一つ。また、東椎屋の滝、福貴野の滝と共に「宇佐の三滝」の一つに数えられる。三滝の中で一番落差が高い。上から滝を一望できる第一展望所と、第一展望所から長い階段を下った先にある第二展望所がある。第二展望所は地滑り、落石のため2021年現在、通行止めになっている。目印の大きな案内板から第一展望所まで。駐車場から徒歩3分くらい。第二展望所は長い階段を下った先にあり、滝の全貌を見れるようになっているが…現在は通行止めになっている。第一展望所から見た西椎屋の滝。まるで山の断崖に白絹が掛けてあるよう。遠くから見てもその巨大なスケールを実感できる。断崖を豪快に水が流れ落ちていく様子。滝のすぐ上流には日出生ダムがある。こうして周辺が開発されていったことで、やや滝の景観が損なわれている気もするが…ドドドと音を鳴らしつつ豪快に水が流れ落ちていく様は今も健在。展望台から山を一望。西椎屋の滝を見守る観音様。おまけ 『宇佐のマチュピチュ』西椎屋の滝に向かう途中で見られる。円錐形の山や棚田の石垣、家屋の眺めが、ペルーの世界遺産に登録されている「マチュピチュ」にそっくりであることからこう呼ばれている。全景は高台にある展望所から見れるようになっている。にほんブログ村