熊本県上益城郡山都町 『聖滝』
緑川水系笹原川に懸かる滝。「聖リ瀧」と表記されることもある。熊本県天然記念物に指定されている。落差31m、幅は9.5m。断崖から水が2条に流れ落ち、片方がくの字を描くようにして流れ落ちる独特の形状をした滝。名前は滝の中腹にある岩が水に打たれて修行している僧侶の姿に似ていることに由来する。滝は展望所から眺められるようになっている。滝壺まで行く道も別にある模様。展望所は国道沿いにある。この立て札が目印で、すぐ隣に3台くらい車を停めるスペースがある。展望所。駐車場から歩いてすぐの場所にある。展望所から見た聖滝。雑草や木々が生い茂っていて少し視界が悪く、滝壺まで見えないが、流れ落ちている様子はちゃんと見える。2条に水が流れ落ち、片方がくの字に曲がって交わる独特な滝。寛政5年(1793年)2月に完成した「領内名勝図巻」に描かれた聖滝。200年経った現在の光景とほぼ相違ない。にほんブログ村