愛媛県伊予市 『下灘駅』
四国旅客鉄道(JR四国)予讃線の駅。「海の見える駅」と呼ばれる駅の中でも、非常に有名な駅として知られる。無人駅であり、駅の構造は単式ホーム1面1線。ホームには1つの上屋の下にベンチが2つあり、そして小さな駅舎が一つあるだけという極めてシンプルな造りになっている。海沿いに位置する駅で、かつては「日本一海に近い駅」と呼ばれており、視界いっぱいに広がる伊予灘と大空、駅のホームが見事に調和した、非常にフォトジェニックなスポットとして知られている。日中の晴れた日は海と空のブルーが果てしなく広がり、夕方になると夕日と橙色の空と海のグラデーションが美しく、時間帯によって様々な絶景が映し出される。また、駅の構内には花畑があり、夏には向日葵が咲き、秋はコスモスが咲き誇り、より美しい光景となる。その景観の美しさから、数々の映画やドラマのロケ地になった他、JRの青春18きっぷのポスターに採用されたこともある。また、テレビや雑誌などでも取り上げられ話題となり、小さな無人駅でありながら連日沢山の観光客が訪れる人気スポットとなっている。小さな平屋建ての駅舎。ノスタルジーな雰囲気が漂う。駅舎の待合室。写真家の人達が撮った、四季折々の綺麗な駅の写真が飾られている。他にも駅の年表や、地元の人々に手入れされた生け花がある。駅舎からホームに出てすぐ隣にある、らぶらぶベンチなるもの。真ん中が沈んでおり、男女が寄り添えるような構造になっているのか、それともハートをイメージしたデザインなのか…下灘駅の駅名標。バックには果てしなく伊予灘が広がっている。ホーム。目の前には海と大空が果てしなく広がっている。訪れた時はやや雲が多かったが、その盛大な景色に思わず息を呑んでしまった。ホームには3本足の上屋とベンチしかないものの、逆に景色と見事に調和しており、どの角度から撮っても映えるものになっている。夢中になって1時間以上滞在していると、海の色と同じ青色の車体のディーゼル車が来た。その時は日が沈みかけていて、車両が夕焼けに照らされより一層綺麗に見えた。夕暮れ時のホーム。時間帯によって、また違った絶景が映し出される。↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてねにほんブログ村