福岡県那珂川市 『現人神社』
読みは「あらひとじんじゃ」。住吉三神を祀る神社で、その住吉三神のルーツ、最古の神社と言われている。御祭神は住吉三神こと底筒男命(ソコツツオノミコト)、中筒男命(ナカツツオノミコト)、表筒男命(ウワツツオノミコト)。仕事運の神様として知られており、仕事運の向上や商売繁盛の御利益があると言われている。全国の住吉神社の始祖とされている、福岡市の住吉神社よりも更に古い歴史を持つと伝えられる。約1800年前に神功皇后が三韓遠征をされる際に、住吉三神が皇后の元に現れ、荒れ狂う玄海の波風を鎮め、皇后の身を護ったという。神功皇后は帰国後、住吉三神を現世に現れた"現人神"として祀り、それが現在の現人神社の起源と言われている。1月に歳旦祭、2月に紀元祭、7月に夏越祭、10月に秋祭り、12月に除夜祭・大祓式が行われている。夏になると境内に沢山の風鈴が飾られ(夜間はライトアップあり)、近年ではフォトジェニックなスポットとして注目を集めている。鳥居。建立は1714年(正徳4年)とされており、那珂川市にある神社の鳥居の中では最も古いもので、市指定文化財に指定されている。住吉三神誕生之宮などの石碑。手水舎。訪れた時は綺麗なバラの花手水が作られていた。境内。木々に包まれており、日があまり当たらず夏場でも涼しかった。茅の輪くぐり。これをくぐって夏の無病息災を祈る。土俵。秋祭りになると相撲が奉納されている。おみくじ掛け。拝殿。御神水…?最近は神社も近代的になったものだ。六一神社と薬祖神社。金比羅神社と天満神社。拝殿の横にある御神木のクスノキ。樹齢は約1000年。境内に至る所に置かれている鯛と虎の可愛らしい置物。ぼんぼり。冬になると恋ぼんぼりと呼ばれるぼんぼりが境内に飾られる。カランカランと音を奏で、境内をより涼しくする色鮮やかな風鈴。最近はインスタ映えスポットとして人気を集めているようで、若い参拝者も沢山訪れていた。夜はライトアップが行われ、より幻想的な光景となる。↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてねにほんブログ村