佐賀県鳥栖市 『大山祇神社(鳥栖市)』
鳥栖市の郊外、九千部山の中腹に位置する神社。河内大山祇神社とも呼ばれる。御祭神は大山祇命(オオヤマツミノミコト)。海の神、山の神として信仰されている。創建の年代は不明。かつて長門の毛利蔵人という人物が、家臣と共にこの地に移住して山野を開墾し、山幸の霊威を仰ぎ鎮守の神として祀ったのが始まりだと言われている。現地の住民によって守られ続け、五穀豊穣と無病息災を祈願する祭礼行事が受け継がれている。境内はケヤキやイチョウ、モミジなどの木々が群生している。秋は紅葉の名所として知られており、11月になると数日間だけ夜にライトアップがされ、大変美しい景観となる。参道。両脇には竹灯りが並べられ、まるで幻想郷への入り口のようになっていた。石鳥居。神額には山神宮と彫られている。周辺のモミジはライトアップがされ、美しい光景に。地蔵堂。石段。石段を上って両脇にある、イチョウの巨樹。神社の御神木で、左のイチョウは樹齢290年、右のイチョウは樹齢280年。どちらも佐賀の名木・古木に選定されており、この他境内にある7本の樹木が同様に選定されている。拝殿。江戸時代後半のものとされている。周辺は灯籠や竹灯りが飾られ、綺麗な光に包まれていた。本殿。沢山飾られた様々なデザインの竹灯り。どれも素晴らしい出来栄えだった。境内の周辺に飾られていた紙灯籠。ライトアップされた神社の紅葉。思わず息を呑むような、幻想的な光景だった。↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてねにほんブログ村