大分県佐伯市 『鶴御埼②』
大分県佐伯市 『鶴御埼①』の続き。砲台跡へ続く道。駐車場のすぐ近くにある。砲台跡。鶴御埼の断崖に設けられた砲台の跡。岩壁に大きな穴を掘り、中には天井をコンクリートで補強したものも見られる。砲台を守るために前面もコンクリートで塞ぐ予定だったとのことだが、未完成に終わったらしい。奥には砲台同士を繋ぐ通路になる予定だったとされる小部屋が見える。古びた神社。鶴御埼灯台。九州最東端の地である鶴御埼の海抜150mの場所に位置する灯台。1981年(昭和56年)に初点灯され、日本の灯台の中では比較的新しい。白色のコンクリート造りで、高さは14.5m、海面からの高さは197m、光度は410000cd、光達距離は約43km。小島や岩礁が多く存在し、潮流が速く、夏季には濃霧が発生する豊後水道において、船の誘導や位置確認の目標として役立っている。旧海軍望楼跡。鶴御埼が軍事要塞だった頃に、豊後水道の海上監視や艦船との通信、天気の観測に使われていたコンクリート造りの建物。鶴御埼展望台。白色の展望台で、幸せの鐘と双眼鏡が設置されている。九州の最東端、非常に視界が開けた場所にあり、広々とした海と空が一望できる。豊後水道、日向灘が良く見え、天気が良いと愛媛県まで見える。弾薬貯蔵庫跡。水場跡。兵舎跡。鶴御埼が軍事要塞だった頃に使われていたと思われる兵舎の跡。鶴御埼で見られる軍事遺構の中では最も広大なもので、かつて鶴御埼でどれほどの兵隊が駐屯していたかがうかがえる。門柱や塀、建物の基礎が残っている。九州最東端の地へ。少し急な石段を下っていく。休憩所。石垣が立派だが、昔からあるものだろうか?九州最東端の地に到着。九州最東端鶴御埼と書かれた柱が立っている。目先には果てしなく海が広がり、潮風が心地良い。そして…奥にいるアレは何だ?最東端の地に立っている謎のキャラクター。ワカメをモチーフにしたキャラクターか?と最初は思ったが、調べてみたところ「さいとうたん」という鶴御埼のゆるキャラなんだそうな。キャラクターの形状も、鶴御埼の地形をモチーフにしたもののようだ。人気の少ない最東端の地で、異様な存在感を放っている。最東端の地から一望した景色。↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてねにほんブログ村