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カテゴリ:島根県
西日本旅客鉄道(JR西日本)大社線の駅(廃駅)。大社線の廃線に伴い廃駅となった。現在も駅舎がそのまま残されており、観光名所となっている。近代産業遺産、国の重要文化財に指定されている。ちなみに駅舎で重要文化財に指定されているのは、この大社駅と東京駅、門司港駅の3つのみ。
明治・大正・昭和・平成の4つの時代で活躍した駅で、駅舎は明治45年(1912年)に国鉄大社線の開通により開業され、大正13年(1924年)2月に、2代目となる現在の駅舎に改築された。純日本風の木造平屋建てで、出雲大社をイメージさせる和風趣向が際立つ建物となっている。 大社駅外装。黒い屋根瓦が特徴で、屋根にも凝った装飾が施されている。一例を挙げると、中央に取り付けられた千鳥破風(ちどりはふ)や、棟に取り付けられた鴟尾(しび)など。お社や日本の城を思い出させるような造りになっている。 中に入る。天井には灯籠型の和風シャンデリアが沢山。和風趣向が際立つ外装とはまた違う、大正浪漫と呼ぶにふさわしい雰囲気を醸し出している。かつて使われていた駅の備品や人力車などが多数展示されている。 入ってすぐ正面にある旧出札室・観光案内所。ガラスの向こうには駅員の格好をしたマネキンが沢山。少し不気味だが…現役時代の様子をよりリアルに感じさせる。 入って左手にある切符売り場。 改札。自動改札ではなく駅員さんが切符を切っていたんだろうか…?それにしても数が多い。利用客が多かったことがうかがえる。 駅のホーム。 大社駅に保存されている蒸気機関車(D51形蒸気機関車)。運転席に入れる。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.07.01 22:55:05
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