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カテゴリ:福岡県
大宰府政庁跡の近くにある小さな神社。
御祭神は応神天皇で、坂本地区の土地神・産土神として崇拝されている。 元号「令和」のゆかりの地として、最近注目を浴びている。奈良時代の大宰帥、大伴旅人が天平2年(730年)にこの神社の近くにあった邸宅で「梅花の宴」という歌会を開き、梅をテーマにした歌が32首詠まれた。その序文に、「気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」という歌が記されており、これが元号「令和」の典拠となった。 境内。神社としては小規模だが、「令和」のゆかりの地として注目を浴びた当初は、長蛇の列ができるほど沢山の参拝者が訪れたらしい。 神社の入り口のすぐ近くに立っている、「がらんさま」という立石。寺の中心や結界の境に置かれる事があるそう。 社殿。 大伴旅人が詠んだ歌。「わが岡に さ男鹿来鳴く 初萩の 花嬬問ひに 来鳴くさ男鹿」と記されている。 元号「令和」の典拠となった歌が記されている歌碑。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.06.16 21:29:47
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