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2024.08.01
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カテゴリ:福岡県

​​​​読みは「はこざきぐう」。必勝祈願の神社として知られ、大分の宇佐神宮、京都の石清水八幡宮と共に日本三大八幡宮の一つに数えられている。別称は「筥崎八幡宮」。「箱崎宮」と記されることもある。本殿、拝殿、楼門、一之鳥居が国指定重要文化財に指定されている。

主祭神は応神天皇で、配祀神に神功皇后、玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)を祀る。勝運の神、厄除の神として崇敬されている。

創建については諸説あるが、社伝によれば921年(延喜21年)に建立されたと伝えられている。921年(延喜21年)に八幡大神より御神託があり、玄界灘に面して神殿が建立され、醍醐天皇の神勅により「敵国降伏」の宸筆を下賜されたとされる。923年(延長元年)に現在の地に遷座した。創建後は祈りの場として広く崇敬され、また海外との交流の門戸としての役割も果たした。元寇の折には神風が吹き、元軍に大損害を与え奇跡的な勝利を収めたことから勝運、厄除の神として崇敬されるようになり、足利尊氏、大内義隆、小早川隆景、豊臣秀吉などの武将が参詣し、御神徳を仰いだことから繁盛していく。江戸時代には黒田藩(福岡藩)の歴代藩主からも篤く崇敬された。現在では全国より崇敬を集め、必勝祈願の神社として栄えている。

​境内には「筥崎宮あじさい苑」があり、6月になるとあじさいまつりが開催され、苑内に咲く約100品種、3500株のアジサイを観賞できる。​また、表参道には「筥崎宮神苑花庭園」があり、こちらは春は​シャクヤク​、6月はアジサイ​ユリ​の花々が咲く本格的な回遊式日本庭園となっている。

毎月の1日と15日(1月1日、9月15日除く)に月次祭が行われ、春季と秋季に社日祭(お潮井取り)が行われている。1月に玉取祭(玉せせり)、5月にさつき大祭、7月に七夕祭と夏越祭、9月に放生会、12月に御降誕祭となまこ餅つきなど、年間を通して多くの神事・祭事が行われている。中でも9月の放生会は博多三大祭りの一つに数えられ、万物の生命をいつくしみ、殺生を戒め、秋の実りを感謝する祭りで1000年以上にわたり行われており、祭りの期間中は参道に多くの露店が立ち並び大いに賑わう。2年に一度、福岡市無形民俗文化財に指定されている御神幸が行われている。




お潮井浜(箱崎浜)。春季と秋季に社日祭が行われている場所。社日祭とは五穀豊穣・除災招福・家内安全を祈る祭事で、お潮井汲みと称してお潮井浜の砂を頂いて自宅に持ち帰る。福岡県神社庁の敷地内にあり、社日祭の日以外は立ち入り禁止となっている。


高燈籠。表参道の入り口にある、高さ6mの石造りの燈籠。元々は箱崎浦の漁師たちの帰船の目印として造られたもので、最初の燈籠は1817年(文化14年)に完成。1882年(明治15年)に現地に移され、上部が石造りになった。現在の燈籠は1968年(昭和43年)に改築されたもの。かつてはこの隣に大鳥居があったが、2018年(平成30年)に撤去されている。​​​​



石碑群。


安武仙涙の歌碑。筥松川柳会の創立者で、1972年(昭和47年)に福岡市文学賞を受賞した安武仙涙氏の喜寿を記念して建立された。


明石元二郎顕彰碑。明治期の軍人、男爵で日露戦争時に単身で欧州に赴いて活躍し、その後は第7代台湾総督として経済発展の礎を築くも病没した、明石元二郎大将の顕彰碑。


筥崎宮神苑花庭園。豊臣秀吉が当宮にて大茶会を開いて400年、さらに地下鉄箱崎宮前駅の開通を記念して1987年(昭和62年)に開園した。回遊式日本庭園となっており、春は桜やシャクヤク、6月はアジサイとユリ、冬には牡丹の花が咲く。入園料は季節により異なる。



二之鳥居。


参集殿。当宮での結婚式の案内受付がされている。




一之鳥居。国指定重要文化財に指定されている。1609年(慶長14年)に福岡藩初代藩主の黒田長政が建立したもの柱は3段に積み上げて1本の柱としており、笠木と島木両方の先端が反り、貫と笠木が同じ長さであるなど変わった特徴をもつことから、筥崎鳥居とも呼ばれる。


社号碑。


手水舎。


銭洗御神水。金銭を御神水で清めて福寿開運を念じる。持ち帰った金銭を使うことで世の中を巡り福を授かると言われている。


お潮井砂。先述のお潮井浜で汲まれ、厄除開運の祈願がされた真砂。この真砂をてぼ(籠)に入れて玄関に備え、外出の時に身に振りかけて災厄から逃れることを祈る。


湧出石。古事によればこれに触れると運が湧き出ると言われており、1672年(寛文12年)の筥崎宮縁起絵巻にもその存在が描かれている。また、国に一大事がある時に地上に姿を現すとの言い伝えがある(今姿を現しているということは国が一大事だということなのだろうか…?)。



社務所、授与所、ご祈願受付所。御札、御守り、縁起物などの授与品があり、御朱印や御祈願の受付もここで行われる。


唐船塔。当宮に仕えた唐人の祖慶官人と日本人妻、その子供たちの家族の悲劇を描いた謡曲「唐船」にちなんだ供養塔。手前にある一対の石は祖慶官人と妻が別れるときに腰かけて名残を惜しんだといわれるもので、夫婦石と呼ばれている。


大楠。幹回11.4m、樹高15m、樹齢800年のクスノキの巨樹。幹には大きな空洞ができている。


さざれ石。国歌「君が代」にも詠まれているさざれ石。


元寇歌曲碑。


蒙古軍船碇石。県指定重要文化財に指定されている。蒙古軍(元軍)の船の碇として使われていたと伝えられる、長さ2m、推定重量250kgの石。1940年(昭和15年)に博多港中央波止場近くの海中から引揚げられた6本の碇石の中の一本で、石質は凝灰岩。


筥崎宮清明殿。当宮での結婚披露宴の会場となる建物。挙式会場となる本殿、儀式殿から徒歩1分の距離にある。


儀式殿。昭和初期に建立され、正面に御神座を設け筥崎宮の大神様を祀り、婚礼を執り行っている。

福岡県福岡市 『筥崎宮②』​へ続く



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最終更新日  2024.08.02 21:34:46
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