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カテゴリ:福岡県
清水寺の境内にある湧水地。日本名水百選に選定されている。
湧出量は1日700tで、年間を通して水量は安定している。水温は17℃、pHは7.8。1249年(建長元年)に常陸国(現茨城県)の僧である日用比丘という僧がこの地に立ち寄り、木々の中に清らかな水が湧き出ているのを発見したのが始まりと言われている。以来地域の人々から霊水として崇められ、現在では飲料水や生活用水、灌漑用水としても用いられている。 清水寺は臨済宗妙心寺派の寺院で、本尊は釈迦牟尼沸。前述の日用比丘が清水湧水を発見した後この地に滞留することを決意し、村人と交流し僧の徳に感じた村人は物資や労力を喜捨し寺院を建立。清水寺と呼んだのが起源となっている。天正年間の兵火によって一時は衰退したものの、1668年(寛文8年)に久留米藩によって復興され、梅林寺二世澤雲和尚が高弟の休岳和尚を入山させ再興を図った。最近では境内にある地蔵の頭に生した苔がまるでリーゼントの髪型のように見え、リーゼント地蔵と呼ばれ話題になったことがある。 山門の前にある湧水の小滝。 清水寺の山門。年季の入った木造の門。周辺はモミジの木があり、秋は紅葉が美しい。 日本名水百選清水湧水の碑。 湧水池を見守る不動明王像。 水汲み場。水汲みそのものは無料だが、整備料として100円の寄付がお願いされている。 湧水池。木陰がかかり、池の水深は一定して浅い。 澄みわたる湧水。 清らかな湧水の中を、魚が泳いでいた。 清水寺。境内は木々に包まれており、静寂な雰囲気が漂う。石垣や石畳は苔が生し、伽藍は年季を感じさせ、寺院の長い歴史を伝えている。 ↓ランキング参加中。この記事が良いと思った方はクリックしてね にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.08.19 22:00:02
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