2023年12月の記事一覧 | 旅行の日記

53日目　帰ろうかなの日　和歌山から東京へ

12月5日5時半目が覚める。たくさん人が寝てたけど、静かなドミトリーだった。乾燥機を回しに行き、ラウンジに行く。今日はどうするか。雨が降るのだ。そろそろ帰ろうかなと思って飛行機を調べるが2〜3万する。LCCは今日のはない。高速バスなら和歌山駅から東京まで6000円。とりあえず高速バスを予約する。雨の中和歌山観光もなー、と思って温泉のスーパー銭湯を探すと和歌山駅から13駅先にあった。とりあえず、このプランでゆっくりしながら帰る事にした。6時過ぎにフランス人が起きて来て、少し話した。今日は雨だよ、ポンチョか傘持ってるの？と聞くと、ないからフードかぶっていくわーと。これからの旅の話をきいて、お互い良い旅をーと言ってフランス人は旅立った。ゆっくりしてたら7時。電車の時間は7時16分って書いてあったけど、その次ので乗ればいっかーと思って次の時刻表をみると1時間半後。あわてて出発。忘れ物ないと良いけど。目の前が駅だったから間に合った。紀伊勝浦から紀伊田辺駅まで　約2時間乗車するとすぐ雨、海沿いの道を通りながら進んでいく。通勤、通学時間だから混んでるかなーと思ったけど、ガラガラ。良かった。乗り換えて　紀伊田辺から和歌山駅まで　約2時間お腹すいて昨日お持ち帰りにした高菜のおにぎりを食べる。昨日食べた時より美味しいと感じた。お腹すいてたからかな。最高の朝ごはんだ。マチュピチュみたい和歌山駅に着いて、駅構内で乗り換え。40分待ち。。コンビニでお菓子買って、寒い中食べながら待つ。高野山に行く方の電車に乗って笠田駅まで。まだ弘法大師様方面に呼ばれているのか、なんて思ったりした。駅から10分歩いてかつらぎ温泉に到着。12時45分。長かったー。温泉の種類がたくさんあって良い感じ。にごり湯もある。　温泉であったまってゴロゴロしてお腹すいて食堂へ。へれかつカレーを頼む。ヒレカツですか？って聞いたけど、お姉さん返事なし。へれかつってなんだろ。インスタントのカレーの味だけど、ヘレカツは揚げたてで美味しかった。多分ヒレカツ。足湯も色が違う。このお湯良かった。漫画を読んでゴロゴロ、お風呂に入ってぬくぬくを繰り返して18時、駅へ向かう。18時29分の電車に乗り込んで和歌山駅に向かう。電車が来る間、カミーノのサイトを見ると1番上に私がのってた。うれしい。どんな人が写ってるんだろーと見てたら、私の前日の所にお遍路初日に出会って、ちょこちょこ再会してた台湾人夫婦の写真も載ってて。また胸を打たれた。わたしが十津川温泉で2泊ぬくぬくしてなきゃ、感動の再会と喜びを分かち合う事が出来たのに、なんて思ったりした。私も台湾人夫婦も、有言実行出来て何よりうれしい。和歌山駅、19時20分着。目の前に「たま電車」。めちゃくちゃかわいい。なんだこの電車。乗ってみたい。。中に本もある。かわいすぎるー。和歌山にいるのにあまり名産品を食べてないなと思い、口コミの良い近くにある和歌山ラーメンを食べに行く。豚骨と鶏ガラのスープみたい。スープが美味しくて麺も細かったから、気付いたら食べ終わってた。そんなにお腹すいてなかったけど、もう一杯食べれそうな勢いだった。バス乗車まで少し時間があり、駅前の大通りを歩く。和歌山駅、めっちゃ都会、なんでもある。クリスマスが近いからか、ライトアップがとてもキレイだった。この通り真っ直ぐ進めば和歌山城だったけど、時間的に厳しく断念してUターン。21時前バスが来る。ちゃんと調べなかったから自分がいけないんだけど、せまい。トイレない。がっかり。でも乗り心地は良かった。4回サービスエリアに寄り、次の日の朝7時前、大手町に到着。家まで11km 2時間半。なんて事はない、歩ける。きっと今だからそう思うけど、時が経つに連れて筋肉がおとろえ、足の裏が痛くなり歩けなくなる。途中でお腹がすいて錦糸町あたりを裏に入ったパン屋でコロッケコッペパンをかう。めちゃくちゃ美味しい。コロッケ、サクサク。ケチャップ、ソース、マヨネーズが程よく絡み、キャベツも入ってる。最高の朝ごはんでした。歩いてると暑い。半袖になる。自転車禁止って書いてある橋なのに、後ろから自転車が2台通り過ぎていく。警察官だった。ちょっとおまわりさーん、と言いそうになった。実家に到着。寅子が帰ったかーと、父ちゃんと母ちゃんに旅の報告。母ちゃんにはそろそろ仕事しないとねーと言われ、父ちゃんにはまだまだ旅して来い、人生は一度だと。　ほんとその通り、わかりました、とりあえず来週から安曇野にしばらく行きますと伝えて、今回の旅はこれで終了。マレーシアから帰国した時は、太ったなーと言われたけど、今日は少し痩せたなと言われたから目的も果たせた。今回、何か悟りを開けたかと考える。悟るまではいかなかったけど、思った事は・1人でも人生楽しめるかもしれないけど、いろんな人と関わる事でより楽しい。・一期一会・出会う人には出会うべくして出会う時に出会う・自分が楽しい、幸せと思える毎日、人生にしたい・歩く事はやっぱり体に良い・少し脂肪を落とした方が歩きやすい今回荷物で必要なかった物、携帯のバッテリー。後半使わなかった物、ポンチョ、水ぶくれ処置セット(マキロン、針、糸、絆創膏)毎日洗濯して浴衣もある宿なら、洋服も1セットでいける。歩く事で1番大事なのは、やっぱり靴と靴下。以上。旅から帰ってくるといつも現実世界にすぐ引き戻され、あれ、長い夢見てたのかなって思うけど、今回もすでにそうだ。ただ、毎日輝いて楽しかったし、生きてるって実感できたし、思い出すだけで胸がいっぱいになる。　たくさんの人達と出会い別れ、体力的に苦しかった時もあったけど、最高の旅でした。長い間、日記を読んでくれた皆様、本当にありがとうございました😊これからもよろしくお願い致します🙇‍♀️。笑。1日で集められたスタンプブルーのは押そうとしたら、それは違うよー！と青岸渡寺の方に止められたけど、いいんてす、記念です。2023年12月6日

52日目　熊野古道　中辺路人気ルートから速玉大社　那智大社へ

12月4日6時起床とても快適な宿だった。お布団も最高でした。ゲストハウスの方で貯金箱に食べた物のお金を入れに行く。ゲストハウスに泊まってたおじさんとお話し。私は熊野古道の道も良くわかってないから、おじさんの今日行く道を聞いてもさっぱり。ただ、午前中のルートが同じだったから、また後でと宿を後にした。7時50分。外はガスってる。昨日の楽しかったパン屋さん。熊野本宮大社の前のバス停に着。お腹すいたので昨日買ったパンを食べた。コンビニのパンより手作りのパンって美味しいなーと味わった。8時20分、バスがきて出発地点、発心門王子手前まで連れて行ってくれる。8時37分、下車。ルートとは少し逆に歩いて発心門王子へお参り、スタンプ。スタンプがキレイに押せず、もう一度。水呑王子　9時08分から、下り坂昨日歩いた山　果無山脈が見えた。ここも霜が伏拝王子で休憩ゲストハウスで今朝話しをしたおじちゃんとお話し。おじちゃんは住まいが葛西で私の近所さんだった。しかもマレーシアにも1年住んでたと。色々奇遇ですねーなんて話してた。昨日歩いた道が出てきて、三軒茶屋跡から同じ道をまた歩く。祓殿王子でスタンプを押して10時40分熊野本宮大社の裏門に到着。おっ、お遍路さんかな？せっかくなので、昨日もしたけど左はじから右までお参りをした。きっとご利益2倍。10時50分観光案内所に到着して、昨日の受付のお姉さん発見。登録書を書いて、熊野古道とサンティアゴの道を歩いた証明書とピンバッジを頂いた。感無量。写真も撮ってもらって、掲載されるみたい。ここに↓観光案内所の入り口に、カミーノの石標を見つけて、胸が熱くなり感動の涙が出た。あっ、ここが私の旅のゴールだったのだとしっくりきた。　ここから10755km、きっとフィニステラまでなんだろうな、あそこ0kmだったから。↓5年前の写真。0km地点。カミーノも楽しすぎた。楽しかった時ももちろんだけど、苦しかった辛かった思い出も良い思い出になり、また行きたいと思わせる。熊野古道歩いた証明書は頂いたが、受付のお姉さんと約束したのだ、速玉大社と那智大社に行くと。これで熊野古道歩いたという証明になる。熊野古道は熊野3山というありがたい大社が・熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社巡るべき所みたいだ。那智は行こうと思ってたし、速玉も近いので、完璧なルート。ちょっと遠いので、今日はこれからバスを活用して進む。観光案内所のお姉さんにルートを教えてもらう。おじちゃんにも会って、今もらった証書をみせるとサンティアゴも歩いたの！？と。すごいねーと言われるが、時間があればサンティアゴも誰でも歩けると思う。歩くの嫌いな私が歩けるんだから。すごくはない。自分を乗り越えるだけだ。四国のお遍路に興味がおありだったようで、少しお伝えした。楽しすぎたお遍路の旅、全てを伝えるには時間がかかる。私のこれからの人生にエールを頂き、お別れした。またどこかで会えたらと。11時50分、ここから速玉大社のバスに乗る。1450円速玉大社到着 12時40分ここもたくさん神様がいる。8ヶ所お祈りした。小銭が途中でなくなる。ここでも御朱印を頂いた。外人さんに声をかけられる。御朱印帳いくら？と。私は88の1番で買ったけど2500円位だったと思う。と言うと、88回ったのー？ってなって。マレーシアで生まれ、生後5ヶ月でサンフランシスコに移住したVyさんと、フランス人のクロエさん。おお、あのクロエ？って聞くと、あのブランドが流行る前に私は生まれてたわと笑私の名前も言ったけど、言いづらそうだったからfufu と呼んでと。なんで？となりその名前のいきさつを話すと、ひどいボスねーと。フランス語で私の名前はクソの山らしく、前のボスが私の名前を変えた。2人はバスで仲良くなって一緒に歩いてると。次の目的地　那智も一緒だから一緒に行きましょーと言われたけど、2人の乗るバスの時間より1本早く行きたかったから、また後で、先に行くわーと別れる。バス停の場所がわからず、お土産屋さんで聞く。残念ながら、バスが去って行くのを見送る。間に合わなかった。　お腹すいてたし、ここら辺のご飯屋さん屋を調べる。　うどんでもさっと食べて行こうかと思ったけど、入った所がめはり寿司屋さん。　熊野本宮大社の周りにもめはり寿司屋があって気になってたから入った。串カツ膳の豚汁セットで。めちゃくちゃうまい。豚汁、白味噌、やさしい、あったまる。串カツ、サクサク、油っぽくなくて最高。めはり寿司、高菜が巻いてある。中は醤油ご飯と中に高菜がまた入ってる。歯に詰まる。美味しいが2個で満腹になり1個お持ち帰りにしてもらった。14時04分のバスに間に合うよう出発。バスに乗り込み那智駅で次のバスに乗り換えようと降りるとVyさんとクロエさんがいた。おおおー。どこまで行くの？と聞くと那智の滝までと。私は那智山まで行って大社でお参りとスタンプ押してから那智の滝通って大門まで歩くよーと。バスに乗り込み今日の宿どこに泊まるのー？とか、ネパールの歩く旅もすごくいいわよーとか教えてくれた。ネパール、未知の世界だ。しばらくすると2人が、私たちあなたに付いて行くわと笑。　3人で一緒に山から降りる事になった。那智山で降り、熊野那智大社へ。知りもしないけど、私に着いて行くと言われたので、follow me と言ってGoogleマップで調べながら行く。ここでも御朱印もらおうと思ったら、ここに書いていいんですか？と聞かれた。いいんです。後で知ったが隣が寺だった。でも3山欲しかったからいいのだ。これで納経帳は無事終了。お参りして境内見学。大きな木をくぐって上から出た。近くに西国第一番札所が。昨日見た人白装束の人達は西国33ヶ所をまわってる人だったのかな。　中に入ると納札入が！中の札をチラッと見ると札の種類が違う。しかし、わたしまだ残りの札持ってるなと思って、そっと忍ばせてきた。次、那智の滝。石段を降りて那智の滝の前まで。階段を登って滝の近くまで。大きな滝だか、ふりかかる程の迫力はない。お金払うともうちょい近くまで行けるみたい。次、大門坂を目指すが遠い。2人の宿泊地がまた熊野本宮近くらしく(遠い)バスの時間が迫る。少し急ぐ。大きな木が大迫力の大門坂。観光協会のお姉さんにおすすめされた道だったから、これて良かった。クロエの背負ってるリュックに見覚えがある。あれ？昨日210円の温泉に行ってた？と聞くと行ってたと。私が洋服を着てた時に脱いでたのがクロエだった。あー！！あの時のー！！と驚き合う。バス停のふもとに到着するが、バスが目の前を過ぎていき、あちゃー、次は30分後。　写真撮ったり、連絡先交換してバス停に向かう。　バス停の前に杖置き場があり、杖を補充しにきてるおじちゃんがいた。Vyが「まだ熊野古道歩くから、ここから杖を借りて行ってもいいか？って聞いて」っていうから聞いたら、おじちゃんが「だめよー。歩く道には杖あるから」と。おじちゃんが次のバスまで結構待つから下までついでに連れてってあげようか？と言ってくれて、3人で是非ー！と車に乗せてもらう。Viにあなたはスター⭐️を連れてきたわと感謝された。いやいやいや、私じゃない笑2人は那智の駅まで、私は駅から近いゲストハウスまで送ってもらえる事に。那智駅で2人にさよなら。少しの間しか一緒にいなかったけど、さみしい。またどこかでー！とお別れをした。私のゲストハウス、那智駅じゃなかった。おじちゃんの方が知ってた。紀伊勝浦って駅だった。おじちゃんに大感謝したら、こちらこそ楽しい時間をありがとうと言われた。優しい人でした。ゲストハウスに到着してオススメのマグロ屋さんを教えてもらう。あと、温泉も。荷物を部屋でほどいてるときに、声をかけられる。旅人さんですか？と。いやー、ほんと話すと長いけど、今日で53日目位ですと。　色々話して、千葉からきてるしょうちゃん。バリスタだったけど、自然とロードバイクが好きで和歌山人になるらしい。和歌山は山椒も有名みたい。18時、お腹すいたのでご飯食べに外に出る。お店に入ると外人のお客様が多いせいか、おばちゃんに英語で話しかけられる。いや、日本人です。マグロ、思ったよりあっさりしてた。その後近くの温泉へ。貸切で良い湯でした。宿に戻って日記の整理、今日が書く事ありすぎてすごい時間かかった。フランス人の旅人が、受付のお姉さんにフランス語を教えてた。私もその会話、ちょっと入りたいなんて思ってたけど日記を書かないと忘れると思って、会話を聞きながら笑ってた。洗濯待ちして、乾燥機も待ってたけどかなり時間のかかる乾燥機で明日の朝乾燥機かける事にした。22時就寝。

お遍路　51日目　小辺路　中辺路

12月3日5時起床。今日は十津川温泉から小辺路を通って熊野本宮大社まで。6時50分出発。赤い橋を渡って登山口入り口、ここから登山。今日は最強熊よけの鈴を持ってるから安心。雲海がきれい。この山に雲がかかってなくて良かった。霜が降りてて、所々滑る。途中民家を抜け33観音様がいるみたいだけど、30から気付いてここからの観音様には全部手を合わせていく。8時20分ベンチを見つけるが、凍ってる。お腹すいたので立ちながら朝ごはん。　昨日買ったパンを食べた。太陽が登ってきて半袖になる。ここは小辺路っていうルートライトアップされててかわいい。飲んでみたけど、うまいって感じてはなかった。山々がきれい。登って登って峠に到着。9時50分ここから降りるだけ。途中雨が降る。道にはそんなに花がなかったけど、かわいいの見つけた。岩が多く、靴がはさまった。2回滑って、1回おおごけしそうになった。どれが誕生石なのか美しい降りてる時、しげみからガサガサという音が聞こえ、鈴を振りまくったら、ドスドスという音をたてて逃げていく動物がいた。怖い。きっと熊。。熊野の熊は冬眠しないと聞いた。12時半地上に出た。どっちに行けば良いのかわからずGoogleマップで行く。出て右側を歩いていく。川の色がエメラルドグリーン、ブルー。キレイ。カミーノ色の看板発見。こっちなのかと思いつつ、左に道の駅を見つけたのでそこでお昼にする。大好きな鯖の味噌煮弁当があったので買ってチンして食べた。激うま。食べてすぐ出発。三軒茶屋跡から登りスタート。えへへー。熊野古道登りやすい先にお参りした方が良さそうなので、お参りした。熊野本宮大社の裏口に到着し、中に入るとお参りの順番が書いてある。一礼して中へ左にから右に1つずつお参りする全部お参りして88ヶ所の後ろのページに御朱印を頂いた。　自分的にミッションコンプリートした気分。長い階段をくだって正面に出た。観光案内所に行って、バッチもらえないか聞きに行くと、私が今日歩いた道ではもらえず、簡単なルートを教えてもらう。それが発心門王子から今日辿った熊野本宮大社までのルートをスタンプ押してきてくれればと。それと熊野速玉大社と熊野那智大社にもスタンプ押して来てほしいと。これは約束で、遠いので見せに来なくて大丈夫みたい。高野山で品切れと言われたスタンプカード、ある。。頂いたので、明日行ってみる事にした。こんな事ならば、高野山から歩いてくれば良かったなんて後悔した。近くに１つスタンプを押せる神社があるので行ってみた。日本で1番大きな鳥居らしい。すごく大きい。ここで1つスタンプを押す。前の中国人が3人で8冊くらい押してた。いやいや、1人1冊でしょー。。。ずるしてる人がいるな。お参りした。ここら辺はコンビニがなく、唯一あるヤマザキも日曜はお休み。。パン屋で明日の朝用にパンを買う。遊びに来てたおばちゃんに行者さん？って聞かれたので、お遍路さんです、と答えた。多分行者さんであってたのかもしれないけど、まだお遍路気分なのだ。おばちゃんの実家が三角寺の近くで、昔はお接待でお米とか渡してたわーと。お接待を知らないパン屋のおばちゃんに、遊びに来てたおばちゃんがお接待を説明してると、パン屋のおばちゃんがパンを1つくれた。これ、お接待ねと笑。お財布に入ってたお札が2枚残ってたので、お礼にお渡ししたら大感謝された笑。楽しくてうれしいひと時でした。宿に向かう。今日は1軒屋に1人。ゲストハウスの方に色々あるからと言って一緒にいくと、食べ物とお酒がたくさんあった。今日唯一やってる寿司屋で夕飯食べるかなと思ったけど、ここでゆっくりでいいやーと思った。温泉も210円で近くにあるからと、シャンプーと石鹸を頂いた。　広い家この中の温泉に入った。少し硫黄の香りがするいいお湯でした。ハッシュドビーフのレトルトをあっためて食べた。美味しかった。満足。21時就寝。

お遍路　50日目　♨️十津川温泉で休息日♨️

12月2日50日目って書いてて、自分でびっくりした。6時起床枕が高すぎて使わなかったら首がこった。朝から熊野古道を歩く人達がぞろぞろ準備。みなさん立派な登山靴だ。私は普通の靴。ここまできたら、いいの、このブリジストンの靴で。ここから熊野古道入り口までスタッフの人が何回かに分けて車で送って行く。何故歩かないのか。朝風呂しに温泉へ。8時。最高だー。休息日って感じ。もう一つも覗きに行く。おんなじ感じだけど、こっちは石鹸がある。笑何もしてないのにお腹がすく。柿の葉寿司を3つ朝ごはんに。うまい。この部屋は暖房のききが悪く寒い。お風呂また入って良いか聞きに行く。オッケーが出たので2回目のお風呂へ。10時。熊野古道を調べる。ここからだと1日で熊野本宮大社まで行けそうだ。宿を取るのと、その次の日どう動くか。那智の滝はせっかくなので見に行きたい。明日観光案内所通るから聞こうかな。12時、外に出てお散歩。飲める温泉水があったので、飲んでみる。やさしい硫黄の香りでまろやかだが、たくさんは飲めない感じだった。昨日行ったスーパーで明日のお昼と今日の昼夜ご飯の調達。周りには釜飯屋さん、喫茶店はあったけど今日は動いてないからがっつり食べられない。たくさん温泉宿があって、温泉の泉質も違うのよーって聞いてたけど、宿の温泉で大満足だから行かなくてよし。宿のひといわく、「ローソンみたいな商店」と紹介してもらった所に行く。「熊よけの鈴ってありますか？」と聞くとなんとあったのだ。しかも音色がいい。ここの商店のおばちゃんはすごくやさしい。「熊は怖いけど、山は良いですからね〜。気を付けて行ってきて下さいね。」鈴を買ってかばんに付けた。気持ち的に無敵モードになった。宿に戻って、お昼なのでカップラーメン食べた。13時。明日の熊野本宮大社近くのゲストハウスに電話する。ゲストハウスの方は埋まってるけど、離れの方があいてると。明日だからお安くして頂いて即決。心からありがたい。明日のスタート地点を見に行く。登りか。。。無人販売所にかぼす、ゴールデンすだち、ゆず、小さいキウイ、渋柿、野菜があった。食べてみたい。宿の前はモスグリーンな川なのに、ここは水色。これがモスグリーン。宿に戻って日記の整理。今日は宿にわいわいしに来たおじちゃまおばちゃま軍団がきてて、お風呂が開かず皆さんが夕飯を食べ初めてる18時からお風呂へ行った。星がキレイに見えた。オリオン座がのぼってくる。今日の夕飯、レンチンでシュウマイと昨日の残り。ワインとサワーで。満足。部屋がほんと寒くてお風呂にもう一度入りあたたまり、そのまま20時半就寝。

お遍路　49日目　高野山から十津川温泉♨️

朝5時起床外に出るとちょっと雪が降ってた。昨日食べられなかったサラダとパンを朝ごはんに食べる。昨日一緒に夕飯を食べたおばちゃんが、「私やっぱりあなたには熊野古道行ってきてもらいたいわ。行かない後悔より、行って後悔よ」そりゃ私もそう思うが、峠越えフェスティバルとスタンプカードが台紙がないから気が進まない。おばちゃんのトークが今日も絶好調で、自分の今日の予定が立てられず、7時半宿を出る。たくさんのお寺？院？をぐんぐん進み金剛三味院で腕輪守を買い(かわいい)順番が逆になってしまったが金剛峯寺で最後のお参りをした。　9時15分。寒くて観光案内所の中で暖まりながら考える。ちょっとワープして、十津川温泉まで行ってそこから熊野古道の小辺路を通って熊野本宮大社まで行く事にした。このルートにしっくりきた。女人堂で極楽橋までの歩き道の入り口を聞く。100mくだったところから山道スタート。下り道を下っていく。途中、道ですれ違った外人カップルに「こんにちわ」というと会釈されて、「I think "Hi"」と聞こえた。そうだよそうだよ、あー、もーお遍路じゃないんだーという悲しみ。しかし、遍路道の札を見つけ、あっ、ここも遍路道だったのね、という喜びに変わる笑。ロープウェイの横を通り極楽橋を通り電車に乗る。極楽橋駅から橋本駅へ行きJR和歌山線に乗り換えて五条駅まで。今日の宿取らないと。和歌山県から奈良県に入った。五条に着いて、宿に電話。素泊まり4900円、プラス4000円払うと猪鍋が食べられるらしいが、夕飯を付けるのはやめた。近くのコンビニでお金をおろして、手袋とお昼ご飯を買う。駅前にあった柿の葉寿司が気になったので、いつ食べるかわからないけど買ってみた。旅って感じでとても楽しい。遍路道から熊野古道になるだけだけど、これまた未知の世界。いいわー。13時6分に来たバスで十津川温泉まで行く。日本で1番長い路線らしい。2時間半程乗車する。観光名所っぽい所をその都度運転手さんが説明してくれる。大きな山々を抜けて行く。いやー、歩くの無理だったわー、曇り空で寒いし雨降ってきたし。乗客3人。「右手に見えますのは、奈良で一番最初に作ったダムです。こちらは廃校になった小中学校です。右手に見えるのは崖崩れがあった場所です。崩れた土砂がここら辺まできて埋まりました。12年前の災害で、こちらの発電所、家が流されました。崖崩れによって壊れたままの道が上に見えますが、以前はあの路線を通ってました。」運転手さんの解説を聞いて自然の脅威を目の当たりにした。途中、吊り橋がある所で20分トイレ休憩。是非渡ってきてください、と言われたが怖くて途中で引き返す。結構揺れる吊り橋だった。16時05分、私の降りる停留所「十津川温泉」到着。食べ物は色々持ってるけど、近くのスーパーへ行ってみる。お酒とカップラーメンとチーズを買った。歩いて10分今日のお宿「太陽の湯」到着。　玄関に熊の剥製。これだ、怖いのは。電話でも言われたけど、すいません景色の見えないお部屋で、と。全然良いのだ。ただ、景色の見える部屋をちらっと見たら絶景笑。でも良いのだ、見たければ外に行けば良い。奥には使えないけど囲炉裏が。「お風呂今空いてるんで良かったら！さっきたくさんお客様こられていつ入るかわからないので」と言われ急いでお風呂へ。3カ所お風呂がある。露天風呂オンリーのお風呂。斬新！と思いつつ、最高だ。お風呂は軽い硫黄の香り。体が冷え冷えだったから、熱いお風呂は最高でした。ぷはーが出た。洗濯機もあったから、やっと洗濯出来た。乾燥機も使って500円。Wi-Fiもここの宿は快適。バスの中でも考えてたけど、ちょっとカツカツな毎日だったから、ここらで2泊したいなーと。この町の景色も素敵だし、コンビニのない田舎だし、ここの宿も安くて快適だし、心と体の静養にはぴったり。と言う事で、宿の人に明日も泊まりたいと告げると、同じお部屋で良かったら、景色がなくて申し訳ないんですけど、と。いえいえいえ、ありがたい。18時、五条駅で買ってきたセブンのワインを飲み始め、おばちゃんにお昼に食べてって待たされた昨日の夕飯の残り、チャプチェとキンパをチンして食べる。激うま。笑。柿もむいてきたから食べた。うまい。残りの柿は昨日のゲストハウスにいた人達に振る舞った。部屋の暖房がなかなか暖かくならず、足が冷えて温泉2回目。しびれるー。気持ちよかった。夜だと星空満天。きれいでした。ここの温泉、体に硫黄のにおいが残らないけど、すべすべになる。寒い季節になってきたから、温泉最高。20時半就寝。