旅行の日記

9月11日
誰かのやさしい目覚ましミュージックが鳴る。
携帯を見ると7時。びっくり、寝過ぎた。けど、ゆっくり準備。　そんなにあせる事はない、曇りだし、宿もあるし。


ヨーグルトとバナナとコーヒーを朝ごはんに食べて、8時出発。


たくさんの人が歩いてる。
群衆を3回抜いたけど、抜くのってめんどくさい。

今日の道は、6年前歩いたフランス人の道と同じ。
歩いたっけこんな所？と思いつつ、何箇所か記憶にあった。　ここのオシャレな村のレストランで韓国人チームと夕飯食べた記憶あり。その先にあったアルベルゲに泊まった記憶あり↓。


そして、1ヶ月ちょい前に来た街Arzuaに到着。
道は違えど、繋がってる。
街やカフェの記憶は新鮮に覚えてるけど、森の中の記憶はほぼなし。
Arzuaのベンチで早めのお昼。11時。
足りなくて、バナナ、シリアルバーも食べた。

この前歩いた時は薄暗かった朝だったので気付かなかったけど、こんな記念碑発見。
熊野古道とサンティアゴは友好関係にあるし、同じクレデンシャルでいけるけど、どちらかというと88とサンティアゴの方が同じ様な旅路感はある。スタンプを集める事と納経帳にお納経して頂く事、サンティアゴを目指す所と88番を目指す所(もしくは高野山)など。
この記念碑、永遠にあるんだろうなーと思ったら、名前が書かれてる人いいなーなんて思ったりした。

かわいいまんまるの鳥。

今日は、曇り→小雨→晴れ→小雨→晴れ
でした。


15時45分、宿に到着。
13€。Wi-Fiもあるし、広い洗濯干し場もあるし、レンジと冷蔵庫もあるし、最高なアルベルゲ。

部屋に通され、シングルベッドまだ空いてるからここにしなさいと言われ、そこにした。

シャワーと洗濯を終わらせて、ロビーのソファでコーヒー飲みながら日記タイム、今17時45分。
そういえば、さっきカフェでアレックスに会ったんだった。
同じ街だから、夜ご飯一緒に食べましょーなんて言ってたけど、外人さんの夜ご飯は遅いからな。

シモーナから連絡がきて、今ご飯食べてるけどアレックスはまだだから一緒に食べたら？と。明日のサンティアゴ、ゴール一緒にしたいわーとのメッセージも来たので、明日歩きながら連絡を取り合う事にした。

アレックスと合流したけど、私はここの街でどうしてもフライドポテト　ガーリックソース添えが食べたくて。
アレックスのいるレストランは、サーロインステーキを頼まないとポテトが付いてこないと店員さんに言われたので、違うレストランへ1人で向かった。

ガーリックソースの写真を見せて確認して入ったのに、出てきたのは小さいパックのマヨネーズ。がっかりしたけど、美味しかったからいいや。ビール込み8€位だった。


宿に戻って寒いからお茶を飲んでたら、奥から日本語を話す女の子が。日本語？って聞くと、笑いながらこっちにやってきた。笑い方がめちゃくちゃかわいい。
ジャムメイってお名前。
フォリピンのバタンガスって所出身だけど、両親と一緒にイタリアにずっと住んでおり、5ヶ国語位しゃべる頭の良い子。

昨日誕生日だったのーと。スパークリングワインもらったから一緒に飲んでーと。みんなに振る舞ってた。
奥にいる2人とプリミティボを歩いてて、今日歩きながら、もう終わってしまうんだと悲しくて泣いたわーと。
私は今回、3本も歩いたのにそういう気持ちにならなかった。3本も歩いたからなのかもだけど。

彼女達がオスピタルのルートを通った日は、キレイな山が見えたよと写真を見せてくれた。私はガス、キリで何も見えなかった。

ハンバーガーを食べてきて私のお腹はいっぱいだけど、お菓子もたくさん食べて食べてとすすめられ、少し頂いた。
イタリア来たらご案内するわよーと、会って30分位の私にそんな事言ってくれる心優しい子。良い出会いでした。

22時、電気の消えてる部屋へ。
就寝。

夜中3時、トイレに行きたくなり部屋を出て、戻ってきた時に腕がライトのスイッチに当たり、部屋中の電気がついてしまった。消すのにどのスイッチかわからず、10秒ほど点灯状態、迷惑をかけてしまった。