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昨日の飲み会には元会社の人事部長も参加していた。
一緒に飲むのは初めてだったが、ちょっと良い話を聞いたので書いておこうと思う。 それは、入社2年目のHという後輩の話である。 彼は、入社してからちょっと態度のでかい、口のきき方とかにちょっと難ありで、社内では倦厭されているところがあった。 ある日、人事部長は組織図をみて自分の役職が「課長」になっていたのに気づいた。 人事部長は元営業課長で、最近の組織見直しで人事部長に抜擢されたばかりなので、多分古い、ままの肩書きとなってしまっていたのだろう。 人事部長はちょっと冗談まじりに、「Hさんボクを昇進させてくれませんか?」 とHにさりげなく組織図の修正を頼むと、Hは「あっわかりました」と組織図を修正した。 とここまでは普通の話し。 その後、Hは「あなたは人事部長に昇進しました。昇進祝いをしましょう!」 と切り替えし、ほんとに昇進祝いの会を立ち上げて祝ってくれたそうです。 人事部長はそれからは「Hはおもろいやつや」と見直したそうです。 小さい会社には、よく個性的で一般常識な範疇ではかるととんでもない人間がいる。 しかし、そんな人でも付き合ってみるとなかなか見所があることが多いのではないだろうか。 どうしても先入観、偏見でものを見てしまうと良いところが見えてこない。 長所と短所を平等にみて最終的には思いやりをもって人と接することは大事なことだなと感じた。 それは多くの良い人との出会いを見逃すことになってしまうかもしれないのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.31 17:47:34
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